山東警察は昨年12月、人気科學バラエティー番組「最強大脳」に出演している王昱珩さんに連絡を取り、並外れた彼の洞察力を使って、8カ月間容疑者が見つかっていないひき逃げ事件を解決してほしいと依頼した。ぼんやりとしか映っていない監(jiān)視カメラの映像を見た王さんは、事故を起こした車のフォグライト、フロントガラス、ヘッドライトなどの部品から、車種などを見事に特定した。成都商報が伝えた。
同番組の制作チームによると、今月15日、山東警察はついに容疑者の身柄を確保した。今回の事件は、王さんの協(xié)力のもとで、12カ月後にようやく解決に至った。
王さんは、「最強大脳」の「微視的水識別」コーナーで、並外れた観察力を披露した。彼の説明は十分に説得力がある上、不鮮明な監(jiān)視カメラ映像の解析にこのような能力が役立つのではないかと考えた山東警察は昨年12月、王さんに連絡を取り、事故を起こして逃げ去った未解決事件の解明に協(xié)力してくれるよう頼んだ。警察によると、その事件は昨年4月に起こり、容疑者である運転手は人を撥ねたのち、そのまま走り去ったという。沿道の監(jiān)視カメラは民間用のもので、録畫された映像の畫質(zhì)は極めて不鮮明であったため、警察がそれを解析することは非常に難しく、事故から8カ月が経過しても解決できないままだった。
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