
甘いものの誘惑に勝てず、やる気満々だったダイエット計畫を後回しにする人も多いだろう。甘味は誘惑の源と思われているが、最新の研究結(jié)果によると、甘いものへの渇望は「腹の蟲」が生むものではなく、カロリーを必要とする脳が生んでいる。米イェール大學とブラジルの大學の研究者はラットを使った実験で、甘いものがもたらす幸福感、食べ物に含まれるカロリーと栄養(yǎng)が、線條體と呼ばれる奨勵と認知を司る脳の回路を呼び覚ますことを明らかにした。甘味は腹側(cè)線條體を、カロリーと栄養(yǎng)は背側(cè)線條體を呼び覚ます。新華社が伝えた。
カロリーを摂取すれば、線條體は甘味を感じなくても反応する。脳は甘味よりも、生存に必要なカロリーを優(yōu)先的に選択する。分かりやすく言えば、甘いものを食べて嬉しくなるのは、それが美味しいからではなく、脳がカロリーを摂取したからだ。研究報告書は英「Nature Neuroscience」に掲載された。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月30日
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