第6回北京國際映畫祭で「天壇賞」の審査委員を務(wù)めている日本の巨匠?滝田洋二郎監(jiān)督が19日、中國の「北京劇角映畫文化伝媒」と提攜し、初の中國語映畫「聞煙」を製作することを発表した。新華社が報(bào)じた。
1955年に日本の富山県で生まれた滝田監(jiān)督は、1986年に映畫「コミック雑誌なんかいらない!」のメガホンを握り、カンヌ國際映畫祭に參加したことで注目を集めるようになった。他にも、「秘密」(99年)、「陰陽師」(2001年)、「阿修羅城の瞳」(05年)などの代表作がある。うち、08年にメガホンを握った「おくりびと」は、第32回日本アカデミー賞最優(yōu)秀作品賞や第81回アカデミー賞外國語映畫賞など、世界で100以上の賞を獲得した。滝田監(jiān)督は、繊細(xì)な感情の表現(xiàn)を得意とすることで知られる。
滝田監(jiān)督によると、「聞煙」のストーリーは、「父親と息子」をテーマに展開。代々継がれてきたケーキの秘伝のレシピをめぐり、考え方の異なる柳家の父親と息子は徐々に溝を作っていく。そして、孫娘の「聞煙」が生まれたことで、家族內(nèi)で「分裂」が始まる。初めは真相を知らなかった息子だが、父親が亡くなった後で、秘伝のレシピの背後に隠されていた偉大な「家族愛」を知ることになる。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月22日
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