中國で人気のドラマは韓國でも受ける

中國ドラマは韓國で「中ドラ」と呼ばれ、米國ドラマや日本ドラマと並ぶ人気となっている。韓國紙「中央日報」は、「これまで、中ドラは、武俠や伝統(tǒng)衣裝をテーマにしており、韓國の40代の男性に人気となってきた。しかし、『少年神探狄仁傑(Young Sherlock）』、『少年四大名捕(The Four)』、『衛(wèi)子夫(The Virtuous Queen of Han)』などのドラマが放送され、視聴者も低年齢化。20-30歳の視聴者、特に若い女性が増加している」と報じた。

04年に設(shè)立された中華テレビ局は現(xiàn)在、中國のドラマやドキュメンタリー、娯楽番組などを?qū)熼Tに放送するチャンネルとなっている?，F(xiàn)在は、「笑傲江湖(Swordsman)」、「山河戀?美人無淚(Beauty without tears)」などが放送され、「武媚娘伝奇(The Empress of China)」、「偽裝者(The Disguiser)」に至ってはゴールデンタイムに放送されている。

中華テレビ局は書面での取材に応え、放送する中ドラを選ぶ時の基準(zhǔn)に関して、「まず、スターの影響力を考え、韓國でもよく知られている役者が出演している連続ドラマを選ぶ。例えば女優(yōu)の范氷氷(ファン?ビンビン)や林心如(ルビー?リン)、アンジェラベイビー、俳優(yōu)の胡歌、王凱(ワン?カイ)などは、韓國で高い知名度を誇る。次に、韓國でも比較的よく知られている中國の歴史の時代をテーマにした歴史ドラマを選ぶ。例えば、漢や唐などで、特に、三國時代の歴史は韓國でも誰でも知っている。中國國內(nèi)でヒットしたドラマは韓國人の好みにも合う。良い作品はどこでも人気になるもの」と説明した。ただ、韓國と中國の現(xiàn)代ドラマのスタイルはほとんど違いがなく、選択の余地も少ないため、同テレビ局で放送される中ドラのほとんどは歴史ドラマとなる。中國の映畫?ドラマの製作レベルが向上を続けているのを背景に、同テレビ局は別のジャンルの中國の連続ドラマの放送も計畫している。