新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)の吐魯番（トルファン）ではこのところ連日猛暑が続いており、最高気溫は40℃前後、最低気溫ですら35℃前後となっている。しかしこのような極限の暑さを求めて、多くの観光客がわざわざこの地を訪れている。熱い砂の中に體をうずめ、その溫度と砂に含まれた鉱物で「砂療法」をするためだ。

地表溫度は75℃にまで達(dá)しており、その場(chǎng)に立っているだけで背中に汗が流れ落ちる。そのため、卵を砂の中に入れるとその熱気で焼きあがるという。この「砂焼き卵」は現(xiàn)地の人々が考え出した高溫グルメだ。

現(xiàn)在「暑さを求める」観光がトルファン観光の人気スポットの一つとなっており、今年だけでその観光客の數(shù)はすでに延べ236萬人を超えているという。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年8月3日