月面ローバー「玉兎號(hào)」は先月31日、私たちに永遠(yuǎn)の別れを告げた。月に上陸したその日から、「玉兎號(hào)」は毎日太陽(yáng)が昇ると休みなく測(cè)量し、計(jì)算し、十?dāng)?shù)日後に太陽(yáng)が山に沈むまで休まなかった。このような日々を1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、そして2年間も繰り返していった。本來(lái)の設(shè)計(jì)上の耐用年數(shù)は3ヶ月だけだったが、「玉兎號(hào)」はその耐用年數(shù)を大きく上回り2年半もの間、真面目に働き続け、月面作業(yè)の最長(zhǎng)記録を樹(shù)立した。その間、「玉兎號(hào)」は月探査機(jī)「嫦娥3號(hào)」と7テラバイトものデータを記録し、人類の宇宙探査事業(yè)に向け多くの重要な研究成果を生み出した。これらのデータはすでに國(guó)內(nèi)の1000校以上に共有され、未來(lái)の研究に向け力を発揮している。人民網(wǎng)が伝えた。

◆初めての月の斷面図を作成

「玉兎號(hào)」には月探査レーダーが搭載されており、走行しながら探査することで、人類史上初の月の地質(zhì)斷面図を作成した。そして月の「雨の?！工位鹕饯螝s史や月面から深度330メートルの地質(zhì)構(gòu)造?特徴を明らかにした。また月で新たな玄武巖の類別も発見(jiàn)した。

◆月に水がないことを証明

「嫦娥3號(hào)」と「玉兎號(hào)」が協(xié)力し、月に水がないという直接的な証拠を初めて発見(jiàn)した。ハッブル宇宙望遠(yuǎn)鏡が観測(cè)した月面の水分は中國(guó)の今回の発見(jiàn)を2桁上回るが、今回の観測(cè)は過(guò)去最低の數(shù)値を記録し、世界で初めて月に水がないことを確認(rèn)した。

◆初めて月から地球観測(cè)

世界で初めて極紫外線カメラを開(kāi)発し、月から地球周辺（地球15個(gè)分の半徑）のプラズマ層の極紫外線観測(cè)を行い、地球のプラズマ層畫(huà)像データを1300枚以上獲得した。世界で初めて地球プラズマ層の端が、磁気圏あらしにより膨らむことを明らかにした。太陽(yáng)活動(dòng)の地球空間環(huán)境への影響を明らかにし、地球プラズマ層のスケールと時(shí)期活動(dòng)の強(qiáng)度の間に反比例の関係があることを確認(rèn)した。これによってプラスマ層の空間構(gòu)造が地球の磁場(chǎng)?電界の拘束と制御を受けるという最新の観點(diǎn)を打ち出した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年8月3日