稅関総署の孫毅彪副署長は20日に國務院弁公室で行われた記者會見で、「稅関総署は東部のモデル転換?バージョンアップの推進、中西部への移転の誘導、行政の簡素化と権限の委譲などさまざまな措置を通じて、加工貿(mào)易のモデル転換?バージョンアップ推進に力を入れていく」と述べた?！附U済參考報」が伝えた。

稅関がまとめた統(tǒng)計によると、今年1～9月の輸出入額は17兆5300億元（1元は約15.3円）で、前年同期比1.9％減少し、そのうち加工貿(mào)易の輸出入額は5兆1600億元で、同7％減少し、減少率は対外貿(mào)易全體の減少率よりも大きく、加工貿(mào)易が対外貿(mào)易全體に占める割合は29.4％だった。稅関特殊監(jiān)督管理區(qū)域は加工貿(mào)易の重要なベクター（媒介者）であり、ここを通じた今年1～9月の輸出入額は2兆7800億元に達したが、前年同期に比べれば0.4％減少した。

孫副署長は、「加工貿(mào)易の伸びは低下したが、構造には変化が起こりつつある。現(xiàn)在の加工貿(mào)易は國內(nèi)資源化や現(xiàn)地化の傾向が明らかで、國産化率が上昇している。たとえば（江蘇?。├ド降貐^(qū)にある加工貿(mào)易企業(yè)の場合、部品の95％は國內(nèi)で調(diào)達され調(diào)達は現(xiàn)地で完了しており、國産化率が高くなって、輸入依存度が低下した。構造の點からみて、これは中國にとってプラスといえる」と指摘した。

また孫副署長は、「稅関は保稅加工、保稅物流、保稅サービスなどを取り入れた加工貿(mào)易保稅監(jiān)督管理モデルを刷新することで、戦略的新興産業(yè)と新型貿(mào)易業(yè)態(tài)の発展を支援している。今年第1～3四半期（1～9月）には、全國の越境ECの保稅輸入取引は1億1200萬件に上り、輸入額は173億1千萬元に達した。これにより産業(yè)チェーンの先端分野への発展が導かれることになった」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月24日