微信(Wechat)とQQのスタンプには、「怒り」を表す表情がいくつかある。いずれも、眉間にしわを寄せ、口をへの字に曲げ、鼻の穴や口を広げ、顔を真っ赤にさせているなどの表情で、人が怒ると顔に出るという特徴を示している。これがいわゆる、「怒り顔」だ。瞭望東方周刊が伝えた。
「中國(guó)科學(xué)報(bào)」によると、これらの怒りを表す顔の特徴は、人類(lèi)全體に共通したもので、「怒り顔」を一度も見(jiàn)たことがない先天性に目が見(jiàn)えない子供でさえも、怒った時(shí)にはこのような表情をするという。
だが、長(zhǎng)期間「怒り顔」をしていると、顔が醜くなる恐れがあるという。上海市皮膚病病院の副主任醫(yī)師を務(wù)める楊徳剛博士は、「人が怒ると、顔の表情筋が縮み、しわができる。このような変化が短時(shí)間であれば、顔への影響もなく、すぐ元に戻るが、繰り返し怒ると元に戻りにくくなり、永久にそのままの狀態(tài)になってしまうかもしれない」と指摘した。
〇怒りで人は醜くなる
このような変化は外見(jiàn)だけに関することだが、怒りは人體の內(nèi)側(cè)にも影響や危害を及ぼし得る。だが、人々はこのことについてほとんど無(wú)頓著だ。
上海長(zhǎng)海病院心臓血管內(nèi)科の鮑禮智醫(yī)師は、「怒りは、ストレス反応の一つである。人の生理的反応は非常に激しく、それによって引き起こされる最も重要な結(jié)果は、自律神経の機(jī)能や內(nèi)分泌機(jī)能が働かなくなることで、さまざまな人體器官は機(jī)能不全のリスクに直面する」と指摘した。
「怒りは人を醜くする。怒りが発生すると甲狀腺機(jī)能が活発化し、內(nèi)分泌のバランスが悪くなる。また、怒ると血液中に毒素が発生し、毛嚢を刺激するため、しみや皮膚トラブルが起こる恐れがある」と鮑醫(yī)師は続けた。
楊博士は、「顔の表情筋が緊張するとしわができる。このような変化が短時(shí)間であれば、顔への影響もなく、すぐ元に戻るが、繰り返し起こると元に戻りにくくなり、永久にそのままの狀態(tài)になってしまう恐れがある」との見(jiàn)方を示した。
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