馬麗さん(仮名、34)は、湖南省長沙市のホワイトカラー。普段はリズムの速い生活を送っている。そんな彼女は最近、食欲が急に増し、気分が落ち込みがちで、夫によく八つ當(dāng)たりするようになった。また、元々負(fù)けず嫌いの馬さんが突然、あまのじゃくな性格になったため、家族は不思議に思っていた。瀟湘晨報が報じた。
「朝はベッドから起きる気が起こらず、目が覚めない。十分寢たはずなのに、まだ寢足りない気がして、仕事に行ってもやる気が出ず、仕事がはかどらない」と馬さん。始めは、「冬になり、生體リズムの調(diào)整が遅れているかもしれない」と思っていたものの、「落ち込みがちで、からかわれなくても不機(jī)嫌」になったため、家族はだんだん「おかしい」と感じるようになった。
今月1日、馬さんは家族に付き添われて、湖南省第二人民病院の精神科を受診した。そして、同科の羅昭平?科長による詳しい問診の結(jié)果、「冬季うつ病」と呼ばれる季節(jié)性のうつ病と診斷された。
秋から冬にかけてうつ傾向が強(qiáng)まるのが「冬季うつ病」の特徴で、睡眠時間が長くなる、食欲の亢進(jìn)、體重増加などの癥狀が見られ、普通のうつ病の癥狀とは異なる。また、春や夏になると完全に回復(fù)したり、躁?duì)顟B(tài)になったりするのも特徴で、一類気分障害だ。
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