西村明華さん「仕事で異文化交流の面での持ち味を発揮したい」

「日本では、中國(guó)に関する良い情報(bào)もあれば、悪い情報(bào)もある。自分でそこに足を踏み入れなければ、判斷を下すことはできない」。中國(guó)で働いている多くの日本人と違い、住んでいる街の風(fēng)土、人情をじっくりと味わうというのが、西村明華さんの生活でもあり、仕事でもある。

2012年に上海に來(lái)た西村さんは、日本語(yǔ)の情報(bào)誌の編集の仕事をするようになった。西村さんの主な仕事は、中國(guó)で働いたり、中國(guó)に旅行に來(lái)たりしている日本人に、ファッションや食事、ホテル、交通、ビジネスなどの実用的な情報(bào)を提供することだ。

西村さんは、この仕事を、「違いを見つけ」、「柔軟に対処することを?qū)Wぶ」過(guò)程と見ている。

「本格的な日本料理をどこで食べることができるのか、外國(guó)人でも行ける美容院や醫(yī)療機(jī)関はどこにあるのか」と、上海で、西村さんは熟知している日本の要素を探しながら、「どこで中國(guó)語(yǔ)の勉強(qiáng)ができるのか、どこで中國(guó)らしいグルメを食べることができるのか」と、中國(guó)らしさあふれる要素も探している。上海市內(nèi)を流れる黃浦江には、上海の精神と活力が詰まっており、「片側(cè)には経済の中心地である浦東があり、もう片側(cè)には外灘（ワイタン）周辺の建築群がある。バラエティに富む現(xiàn)代の要素がここに集まっており、ここに來(lái)る外國(guó)人は、その包容力や暮らしやすさを心配する必要はない」と西村さん。