「僕がここに住んでいる理由」の撮影チーム。
【カメラの前で獨(dú)特で、正直な中國人を撮影するのが大好き】
13年、竹內(nèi)さんは南京で「和之夢(mèng)文化伝播有限公司」を立ち上げた。初めは、中國のテレビ局と提攜する計(jì)畫だったものの、基礎(chǔ)がなく、資源にも限りがあり、テレビ局との提攜はまとまらなかった。
「でも、中國のインターネットプラットフォームは、とても自由で、いろんな人に見てもらうことができ、認(rèn)めてもらえるかもしれないと思った。影響力は僕が思っていたよりも大きかった」と竹內(nèi)さん。
15年、竹內(nèi)さんは貯金を使って、「僕がここに住んでいる理由」の製作を始めた。監(jiān)督一人、カメラマン一人、司會(huì)者一人で、その撮影の対象は日本に住む中國人と中國に住む日本人だ。その中には、羽田空港のナンバーワン清掃員である中國人や江西省で一人暮らしをしている中年の日本語教師、日本で相撲をしている內(nèi)蒙古(モンゴル)自治區(qū)出身の男性、あまり知られることなく福島県で農(nóng)業(yè)をしている中國東北出身の若い男性などがいる。
同ドキュメンタリーは1話約10分で、主人公の年齢や職業(yè)、プロフィールはさまざまだ。主人公の中には、勉強(qiáng)するために海を渡った人や仕事で中國や日本に派遣された人、蕓術(shù)の分野で自分の夢(mèng)を追い求めて中國や日本に來た人、家族の生活を変えるために海を渡った人などだ。
竹內(nèi)さんが毎回ドキュメンタリーの冒頭で語っているように、「今は交通の便がよく、人口の流動(dòng)が激しい時(shí)代で、一人の人がある場所で生活しているのには、必ず深い理由がある」といえる。
竹內(nèi)さんの撮影の手法はとても獨(dú)特で、臺(tái)本を準(zhǔn)備したことは一度もない。また、製作するまで、撮影の対象についてほとんど知らず、街中で突然聲をかけただけの人もいるという。製作中、竹內(nèi)さんは無理に感情に訴えることはなく、會(huì)話をしたり、食事をしたり、一緒に遊んだりしている様子を記録していく。
「そのようにすれば、ドキュメンタリー全體が型にはまることを避けられる」と竹內(nèi)さん。また、「自分が製作したドキュメンタリーを通して、視聴者が最もリアルな中國と日本の一般市民を目にし、互いの感情や認(rèn)識(shí)を自然に変えたい」と話した。
日本人である竹內(nèi)さんはなぜ海外で生活している中國人をカメラに収めることにこだわるのだろう?その答えは「好きだから」という単純明快なものだった。
「僕は中國人を撮影するのが大好き。中國人はカメラの前でも獨(dú)特で、とても正直??激ǚ饯涓星槿皮虮憩F(xiàn)してくれる。一方、日本人は子供のころから、『他の人に迷惑をかけてはいけない』、『他の人と違っていてはいけない』と教育され、ほとんどの場合自分の考えを心に秘める」と竹內(nèi)さん。
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