「今回の研究は、過去の人々の運(yùn)動研究の1千倍を上回る規(guī)模で実施された。研究結(jié)果は、地球規(guī)模での肥満の科學(xué)的規(guī)律を探求する上で有益となり、肥満問題の解決に向けた新たな構(gòu)想を提供することができる。一つの國の平均歩數(shù)は、肥満レベルにとってはそれほど重要ではない。最も重要なのは『身體バランスが最もとれた人』と『最も動かない人』との差異による『運(yùn)動の不平等』。つまり、運(yùn)動量のアンバランスが激しくなればなるほど、國の肥満率が上昇する傾向になるといえる」。

「例えば、スウェーデンは、運(yùn)動量において、『身體バランスが最もとれた人』と『最も動かない人』との差異が最も少なく、肥満率が最も低い國の一つだ。米國人とメキシコ人の平均歩數(shù)にはほぼ差はないが、米國の『運(yùn)動の不平等』と「肥満レベル』は、メキシコよりはるかに高い」。

「今回の研究で、國による運(yùn)動量の差異は、主に男女の差から生じているという驚くべき結(jié)果が出た。日本など肥満率が比較的低い國では、男性と女性の運(yùn)動量にはほとんど差はない。しかし、米國やサウジアラビアなど運(yùn)動量が男女で極端に異なる一部の國では、女性が運(yùn)動に割く時間が男性より明らかに少ない。このために、女性の肥満率がより高くなる傾向が生じている」。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年7月14日