湖南省長(zhǎng)沙市に本社をおく中國(guó)鉄建重工集団がこのほど、臺(tái)灣栄工工程股フン有限公司（フンはにんべんに分）、大陸工程股フン有限公司とそれぞれ、6メートル級(jí)のシールドマシン（土圧バランス式）2機(jī)を納入することで合意した。これにより大陸部製のシールドマシンが初めて臺(tái)灣市場(chǎng)に進(jìn)出することになり、臺(tái)灣地區(qū)の同市場(chǎng)で30年間以上続いていた日本企業(yè)の獨(dú)占狀態(tài)に終止符を打った。新華社が報(bào)じた。

臺(tái)北捷運(yùn)萬(wàn)大線は、臺(tái)北で建設(shè)される重要な交通幹線。今回大陸部製のシールドマシンが導(dǎo)入されるのは、同線のCQ850とCQ850Aの區(qū)間の上下線の掘削で、長(zhǎng)さは2754メートルと3417メートルとなる。2區(qū)間の主な地質(zhì)は、沈泥質(zhì)砂層と砂質(zhì)シルト層。シールドマシンは掘削の過(guò)程で、約50メートルにわたるカーブや、上部にある河川の橋の柱、通風(fēng)用の縦穴シャフト、沿線の連続している壁、その他地下の障礙物など、地質(zhì)上や施工上の難題を克服しなければならない。

鉄建重工の劉飛香?董事長(zhǎng)は取材に対して、「長(zhǎng)期にわたり、臺(tái)灣地區(qū)の地下基礎(chǔ)の施工は、日本製造のシールドマシンが主導(dǎo)だった。今回の注文を取り付けるために、前期の技術(shù)プラン設(shè)計(jì)の段階で、當(dāng)社の研究開(kāi)発チームが、同工事獨(dú)特のシールドマシンの設(shè)計(jì)や製造に対する要求、特に約50メートルのカーブがあることについて、詳細(xì)な研究と論証を行い、ハイレベルなカスタマイズを行い、しっかりと的を絞った技術(shù)プランを提出したことで、最終的にクライアントの要求を満たすことができた」と説明した。

また、「臺(tái)灣地區(qū)は施工基準(zhǔn)が高く、審査制度も厳しいことから、當(dāng)社の技術(shù)を向上させ、マーケティングチームのレベルアップにつながった。當(dāng)社にとっては、引き続き臺(tái)灣地區(qū)の市場(chǎng)やその他の地域の市場(chǎng)を開(kāi)拓するための貴重な経験となる。今後、當(dāng)社は、クライアントに製品のプロダクトライフサイクルサービスを提供し、製品の設(shè)計(jì)、製造、生産、現(xiàn)場(chǎng)での組み立て調(diào)整、掘削テスト、アフターサービスなどをしっかりと行っていく」とした。第一陣のシールドマシンは2018年に納入し、使用が始まる見(jiàn)通し。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年12月8日