今年になって、寫真を撮る時(shí)にピースをするというこのありきたりなポーズから指紋情報(bào)が漏洩すると、ある研究者が警告しているという情報(bào)がネット上で話題になっている?？萍既?qǐng)?bào)が伝えた。

その情報(bào)を検証するため、中國(guó)公安部（?。━佶匹楗笾讣y検証専門家がこのほど実験を行った。攜帯電話のカメラとキヤノン製カメラを使い、ピースサインをした同僚の寫真を2枚撮影し、それからパソコンで畫(huà)像処理を施した。その結(jié)果、こうした寫真から指紋情報(bào)を入手することは不可能であることが証明された。しかし指紋を特に鮮明に寫していれば可能だという。そして、「十分に近い距離で、畫(huà)素?cái)?shù)が非常に高いカメラでピースを撮影すれば、指紋情報(bào)を収集できる可能性はある。技術(shù)的には可能だが、実際の操作は非常に複雑を極めることになるだろう」とした。

360安全専門家の劉洋氏は、撮影の際に指紋を鮮明にとらえることができない限り、指紋情報(bào)が漏洩することはないとの見(jiàn)方を示している?，F(xiàn)在の攜帯電話の撮影技術(shù)では、正常な撮影距離內(nèi)（1メートル以上）で、指紋をはっきり寫すことは難しい。正常な指紋情報(bào)収集は、非常に近い距離で、厳しく限定された方向と特定の明るさが必要となる。また現(xiàn)在、ネット上で畫(huà)像を転送する場(chǎng)合、畫(huà)像は圧縮され、その鮮明度が落ちるため、詳細(xì)まではっきりと見(jiàn)えなくなってしまう。したがって、指紋情報(bào)が漏洩する可能性も低い。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年12月20日