漫畫家の白茶氏によるベストセラーコミック「就喜歓你看不慣我又干不掉我的様子（頭にきてもボクを捨てることもできないあなたを見るのが好き）」シリーズの第3巻の新刊出版イベントが23日、北京市のショッピングセンター?藍(lán)色港灣（SOLANA）のSiSYPHE書店で行われた。會場には白茶氏を一目見ようとファンたちが詰めかけ、そのあまりのファンの多さに書店は臨時(shí)閉店する事態(tài)となった。北京日報(bào)が伝えた。

インターネット上で「一見したら素?cái)长艘姢à肴摔郡沥?、実はネコすら飼っていない」などと揶揄されるように、現(xiàn)在、都市に暮らす若者たちの間では、ネコを飼うことがトレンドになっており、都市の暮らしの中での癒しにもなっている。新刊にはネコで主人公の「吾皇」とパグの「巴扎黒」、飼い主である「少年」とおなじみのキャラクターの他、小鳥の「翅中」に子ネコの「人中」という新たなキャラクターも加わり、合計(jì)11章、54ストーリーが収録されている。

白茶氏は中國の水墨畫のようなタッチでネコの「吾皇」たちを描いており、「日本の漫畫とは異なるスタイルを貫きたい」と考えているという。ネコを描き始めた當(dāng)初、様々な畫風(fēng)や技法を試してきたということで、同シリーズにおいてその畫風(fēng)が変化し、そして変化し続けていることを指摘するファンもいる。

同シリーズは2015年5月の出版から現(xiàn)在に至るまでに、すでに延べ300萬冊の売上げを上げており、スーパーIPとなっている。出版社側(cè)は、ここ數(shù)年、白茶氏を始めとした新世代の漫畫家たちはモバイルインターネットの時(shí)代に積極的に適応し、現(xiàn)代の中國の日常生活を特徴とした優(yōu)秀な作品を次々と発表し続けており、読者からの人気が高いだけでなく、海外版権や漫畫界からも注目も集めているとした。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月26日