上海靜安區(qū)に住む王さん(女性)は、典型的な「ネコマニア」。年収は約10萬元(約170萬円)で、そのうち1萬5000元(約25萬5000円)をネコのために使っている。その多くは、毎日作っている「自家製」のエサに使っているという。サーモンやマグロを一日に三度あげているといい、さらに淘寶で、ネコ用の全自動トイレも購入した。その他、ネコの美容などにもお金をかけ、ネコに人間よりもセレブな良い生活を送らせている。
年末前に、淘寶の購入記録を見るまでは、ネコにこんなにたくさんのお金を使っていることに気付かなかったという王さんは、「計算してみると、毎月1000元(約1萬7000円)以上使っている。でも、私はそれでとても楽しいから、安いものだわ」と笑顔で話した。
もちろん、ネコを飼っている人のほとんどはネコに使うお金を節(jié)約しており、1ヶ月當(dāng)たり150元(約2550円)ほどを使うだけ。貓砂やキャットフードなど、必要最低限のものしか買わないという原則を守っている。そのような人は、「ネコのおもちゃが少なければ少ないほど、ネコと人の関係が親密になる」と信じている。
このデータは、アリババのビッグデータとも一致しており、中國人がネコのためにかけるお金は1ヶ月當(dāng)たり約300元(約5200円)だ。
もうすぐ成人を迎える00後(2000年代生まれ)もネコを飼い始めている。00後はネコ語翻訳機、ペット用スマートウォーターサーバーなど、新製品のペット用グッズを好んでいるようだ。たが、そのようなハイテク関連のグッズは少々値段が張る。
何かと話題になる90後(1990年代生まれ)は現(xiàn)在、ネコを飼う主力軍となっている。淘寶だけでも、90後の300萬人が商品を購入しており、ネコの食事には特に気を使っている。そして、輸入品の缶詰やキャットフードなども、惜しげもなく買っている。ある90後の若者は、「ネコが怪我したり病気になったりしなければ、ネコの醫(yī)療費をかなり節(jié)約できる。だから、ネコの好きなエサやグッズはできるだけ買ってあげる」とした。
ネコを飼っている人の主力グループを見ると、もちろん80後(80年代生まれ)の女性もかなり多い。ただ、男性も36%いる。ネコマニアが最も多いのは北京市朝陽區(qū)、広州市白雲(yún)區(qū)、深セン市寶安區(qū)などだ。
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