「春運(yùn)（舊正月前後の帰省?Uターンラッシュに伴う特別輸送體制）」初日の乗車券がこのほど発売され、乗車券購入合戦の火ぶたが切って落とされた。中國鉄路総公司によると、今年の春運(yùn)乗車券のオンライン販売において、検証コードの確認(rèn)が必要となる割合は15％以下に抑えられる見込みだという。北京青年報が伝えた。

インターネット企業(yè)の「奇虎360」が4日に発表した「2018春運(yùn)予測報告」によると、乗車券の入手が困難だった2017年とは異なり、今年は鉄道による輸送能力が大幅に高まったことから、春運(yùn)の狀況は全體的に楽観視できる見通しで、今年の春運(yùn)は、「1枚の乗車券も入手困難」な狀況から、「スムーズに帰省できる」?fàn)顩rに変わることが期待できるとしている。

今年の春運(yùn)の旅客総數(shù)は延べ30億人を上回ると予想されており、ビッグデータの分析によると、今年の乗車券購入難易度は二大要因からやや緩和される見通しだ。まず、中國の列車本數(shù)が3819往復(fù)に増え、高速鉄道や都市間鉄道などの快速列車の割合が6割に達(dá)し、鉄道輸送力が大幅に上昇したことが挙げられる。またもう一つの要因としては、今年の春運(yùn)は比較的遅い時期に到來するため、學(xué)生たちは春節(jié)（舊正月。今年は2月16日）前にすでに休みに入っており、學(xué)生の帰省と重ならない點(diǎn)だ。このほか、人々の考え方の変化や外出パターンの多様化も、春運(yùn)ピークの混雑を緩和する要素となっている。

報告によると、今年の春運(yùn)は、2月10日（舊暦12月25日）と2月13日（舊暦12月28日）の2日間が、帰省のダブルピークとなっており、広東?北京?上海?浙江の各都市を出発する乗車券が最も購入困難で、「北方緩和?南方緊張」の様相を呈している。

●乗客の4割が「顔認(rèn)証システム」による北京駅改札ゲート入場が可能

今年の春運(yùn)、北京駅を利用する乗客の4割は、「顔認(rèn)証システム」による改札ゲート入場が可能となる見込み。北京駅によると、春運(yùn)期間中、同駅は「顔認(rèn)証システム」を?qū)毪筏孔詣痈脑博`トを6臺増?jiān)O(shè)する予定で、現(xiàn)在導(dǎo)入されている4臺と合わせ、北京駅には計(jì)10臺の「顔認(rèn)証」による自動改札ゲートが設(shè)置され、改札ゲート全體の38％を占めることになる。

このほか、北京西駅の「顔認(rèn)証」による自動改札ゲートの臺數(shù)は11臺に達(dá)した。今年の春運(yùn)期間中は、さらに7臺増?jiān)O(shè)、計(jì)18臺となる予定。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年1月6日