厳しい冬のただ中、インフルエンザが次々と猛威を振るっている。インフルエンザが冬にピークを迎えるのは中國(guó)だけではなく、北米やヨーロッパなどでもインフルエンザの患者數(shù)が同様に目に見(jiàn)えて増加している。インフルエンザのピークに備えて、ワクチンによる予防接種を受けることが最善の手段といえる。
現(xiàn)在北半球ではインフルエンザの発病率が高くなっており、米國(guó)やカナダにおいてはA型H3N2亜型のインフルエンザウイルスが猛威を振るっている。相対的にいうと、中國(guó)はB型のインフルエンザウイルスがメインで、ヨーロッパでもB型のインフルエンザの癥例數(shù)がA型を上回っている。
米國(guó)疾病コントロール?予防センターはこのほど、「2017年末に米國(guó)におけるインフルエンザの活動(dòng)が大幅に増加した。2017年12月24日から30日にかけて、米國(guó)臨床検査標(biāo)準(zhǔn)委員會(huì)(CLSI)はインフルエンザの陽(yáng)性サンプル9228點(diǎn)を確認(rèn)し、そのうち、A型とB型の比率はそれぞれ84.6%、13.3%だった」ことを明らかにした。
カナダ公衆(zhòng)衛(wèi)生庁長(zhǎng)官は、「インフルエンザウイルスの活動(dòng)はカナダでピークを迎えている。現(xiàn)在、カナダにおける大多數(shù)の癥例がA型H3N2亜型のインフルエンザで、同時(shí)にB型のインフルエンザの癥例も増加し続けている。昨年末までに、カナダで計(jì)1050人の患者がインフルエンザに関連した原因で入院もしくは治療を受け、うち、34人が死亡した」としている。
同長(zhǎng)官は、「これまでの南半球のインフルエンザの狀況を見(jiàn)てみると、現(xiàn)在あるA型H3N2亜型のインフルエンザウイルスのワクチンの効果はあまり高くない。H3N2亜型のインフルエンザウイルスはA型インフルエンザウイルスの亜型の一種であり、高齢者や児童などはこのウイルス株に感染しやすく、深刻な影響を引き起こす」と続けた。
中國(guó)國(guó)家インフルエンザセンターが8日に発表した最新の「中國(guó)インフルエンザ流行狀況概要」によると、17年12月25日から31日にかけて、中國(guó)全國(guó)におけるインフルエンザの活動(dòng)は冬季の流行ピークに入っており、依然として上昇傾向にあるとしている。同期間中、中國(guó)大陸部でインフルエンザの癥例は1萬(wàn)1253件となっている。
そのほか、インフルエンザの流行は北歐や南歐、西歐諸國(guó)でも増加傾向にあり、うち、B型のインフルエンザの癥例數(shù)はA型を上回っており、A型H1N1のインフルエンザウイルス感染者數(shù)はA型H3N2亜型の感染者數(shù)を上回っている。
インフルエンザはタミフルなどの抗生物質(zhì)による治療が可能だが、インフルエンザの予防にはワクチンが最も効果的だ。米國(guó)衛(wèi)生関係機(jī)関のデータによると、2016年に米國(guó)が供給したインフルエンザワクチンの數(shù)は約1億4500萬(wàn)本で、全米の児童59%と成年43.3%がワクチンを接種している。(編集YK)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年1月10日
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