中國の1日あたりの宅配便取扱量は2017年5月より、1日1億件の時代に突入した。「ダブル11」（11月11日のネット通販イベント）を例にあげると、2013年の時點(diǎn)で1億5200萬件だった注文件數(shù)は8億1200萬件まで5.3倍増加し、國民経済の一大スポットとなっている。中國放送網(wǎng)が伝えた。

中國郵政速達(dá)物流股フン有限公司の方志鵬?総経理は、「中國宅配業(yè)の急成長は、電子商取引の発展によってもたらされた?，F(xiàn)在、オンライン小売業(yè)による宅配便取扱量は、全體の約70％を占めるに至り、ネット通販全體の80％は、宅配便で配達(dá)される。2010年から2016年までの中國宅配業(yè)務(wù)量のCAGR（年平均成長率）は54％に達(dá)した。宅配ネットワークの合理化は持続的に進(jìn)み、サービスの質(zhì)は目覚ましく向上し、業(yè)界集中度も持続的に高まっている」とコメントした。

アリババグループ傘下の物流サービスプラットフォーム「菜鳥網(wǎng)絡(luò)」はこのほど、ビッグデータを分析?整理して「2017年度宅配ランキング」を発表した。同社の丁補(bǔ)之さんは、「都市別に見ると、購買力が最も強(qiáng)い都市は、上海?北京?広州?深セン?杭州。年齢層で観ると、『50後（1950年代生まれ）』の多くはすでに還暦を過ぎているが、彼らの宅配便取扱量は全體の1.03％を占め、『00後（2000年代生まれ）』を上回った」と指摘。他の統(tǒng)計(jì)データによると、購買力から見た主力軍は「80後（1980年代生まれ）」（約4割）と「90後（1990年代生まれ）」（約3割）だった。

また、2017年は、グローバル宅配ネットワークの構(gòu)築が加速、中國製品が歐米市場に浸透し、環(huán)境に優(yōu)しいグリーン?パッケージの使用量が目に見えて増加した。2017年のグリーン?パッケージ使用量は1500萬件、數(shù)千萬個の紙箱が再利用され、數(shù)百億件の電子文書が利用された。推算によると、これにより13萬6千トンのCO2(二酸化炭素)が削減され、オリンピック森林公園16個分に植えられている樹木が伐採されずに殘されたことに相當(dāng)するという。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年1月8日