
秦皇島軍事科學(xué)教育VR基地で2017年8月15日、子供たちが天宮1號(hào)仮想ルームを體験する様子
このほど「さようなら、天宮1號(hào)」という文章が中國(guó)のSNSで広まっており、多くの宇宙愛(ài)好家が天宮1號(hào)に注目している。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。
中國(guó)有人宇宙事業(yè)弁公室の最新の発表によると、天宮1號(hào)は2月25日から3月4日にかけて平均高度約251.5キロの軌道上(地球から約238.6?264.4キロ、傾斜角は約42.79度)を飛行中で、姿勢(shì)は安定しており形態(tài)に異常は生じていない。
多くの宇宙機(jī)関が、天宮1號(hào)が大気圏再突入する時(shí)期を予測(cè)している。歐州宇宙機(jī)関はその墜落の時(shí)期を、3月29日から4月9日の間と見(jiàn)積もっている。
2011年9月29日の天宮1號(hào)の打ち上げは、中國(guó)の有人宇宙事業(yè)が「3ステップ」戦略の第2ステップ?第2段階に入ったことを意味する。天宮1號(hào)の打ち上げにより、中國(guó)は短期的に無(wú)人で自動(dòng)で飛行する初歩的な宇宙ステーションを建設(shè)する能力を手にした。
その後の3年間で、天宮1號(hào)は神舟8?9?10號(hào)とドッキングし、自動(dòng)ドッキング、手動(dòng)ドッキングなどの重要サポート技術(shù)を系統(tǒng)的に検証した。中國(guó)は宇宙ドッキング技術(shù)を3番目に確立した國(guó)になった。天宮1號(hào)は2016年3月16日に正式にデータサービスを終え、その歴史的な使命を全面的に完遂した。
天宮1號(hào)の落下時(shí)に、地上に危険が及ぶことを懸念する聲がある。中國(guó)航天科技集団第五研究院宇宙実験室システムチーフエンジニアの朱樅鵬氏はこのほど、メディアのインタビューに応じた際に、「中國(guó)は常に天宮1號(hào)を観測(cè)しており、今年上半期に落下させる予定だ。大気圏再突入後に燃え、殘骸が指定海域に落ちるため、地上に危害を及ぼすことはない」と話した。
世界には実際に、宇宙船を制御し落下させる慣例がある。宇宙専門(mén)家の厖之浩氏は、「近地球軌道を飛行する大型宇宙船の退役後、世界的な慣例としてはこれを南太平洋の大陸から遠(yuǎn)く離れた深海に墜落させる。そこは宇宙船の墓場(chǎng)と呼ばれている。ロシアの宇宙ステーション?ミール、プログレス補(bǔ)給船、米國(guó)のコンプトンガンマ線観測(cè)衛(wèi)星もそこに落下している」と説明した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年3月12日
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