こちらが何を言おうと、有無を言わさず反論してくる「彼ら」。「彼ら」は、こちらの言い分が明らかに常識的だとしても、重箱の隅をつつくように異論を唱え、理に葉っているか否かなど関係がないかのよう。他人を言い負(fù)かすことさえ出來れば、それだけで「彼ら」は満足なのだ。そんな「彼ら」とは、私たちが日常生活でもよく目にする「何かと突っかかってくる人」だ。中國科學(xué)院心理研究所が組織した従業(yè)員促進(jìn)センター研究開発部の肖震宇?主任によると、常に他人に突っかかりがちな人は、一般的に、以下のような心理狀態(tài)にあることが多いのだという。生命時報が伝えた。
〇負(fù)けず嫌い
他人の言動や考え方をコントロールしがちな人は、人との交流において、何とかして発言権を得ようとする。彼らは、言い爭いの結(jié)果、なんとか相手に頭を下げさせようと躍起になり、それを成功させることで、心からの満足を得ることができる。
〇感情の吐露
日常生活における他人との摩擦や仕事における誤解などで生じるストレスが、ふだん上手く発散されずに長期にわたって心の中に蓄積されると、気分が落ち込み、不平不満が募る。一部の人は、他人と言い爭うことで、こうしたマイナス感情を他人に転嫁しがち。その場合、相手がどんな考え方を持っていようと、まずは相手の意見を否定?拒絶することから始まる。
〇コンプレックス
自信のない人ほど、「大きいことを言う」傾向にあり、他人から認(rèn)められ、関心や稱賛を得たいと思いがち。そのため自分の主張がたとえ理に葉っていなくとも、言い爭って何とか相手を言い負(fù)かそうとする。
〇自己中心的
彼らは常に、自分の考え方だけが正しいと思っており、真理を分かっているのは自分だけだと思い込んでいる。そのため、他人の意見や見解が納得できない場合、物凄い剣幕で相手を言い負(fù)かそうとすることになる。
口論は、問題解決にならないどころか、相手に嫌な気分を抱かせてしまう。そこで、他人と言い爭いになってしまった場合は、次の點に気を付けると良い。
?論點と話し合いのゴールを明確にし、感情が理性をコントロールすることのないよう注意する。
?他人とより多く交流し、不満な気持ちは適宜表現(xiàn)して、マイナス感情を貯め込まないようにする。
?爭點は物事であり人ではない。他人の主張を過度に掘り下げるのを控え、より溫和で好意的な態(tài)度で問題に対峙する。
?さまざまな活動に積極的に參加することで、自分自身の潛在能力や長所を見つけ、自信を高める。
?何かと突っかかってくる人に出會っても、聲を張り上げて口論することはくれぐれも避けること。時には微笑みを浮かべつつ、すばやくその場を離れることで、相手の「戦闘態(tài)勢」を解くことも一計。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月26日
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