2018年ロシアW杯が激戦を繰り広げるなか、カナダのモントリオールでもあるサッカーW杯が開催されている。しかし參加選手は人間ではなく、ロボットだ?？萍既?qǐng)?bào)が伝えた。

ロボカップ2018では、浙江大學(xué)の「ZJUNlict」チームがロボサッカーのライトウェイトの部で優(yōu)勝を手にした。浙江大學(xué)のチームはこれで3回目の優(yōu)勝となった。

ロボットは小さいが、試合では優(yōu)れた技術(shù)を披露。浙江大學(xué)制御科學(xué)?工學(xué)院教授、ZJUNlictチーム監(jiān)督の熊蓉氏は取材に対し、「フィールド上のロボットは執(zhí)行者に過ぎず、すべての指示は會(huì)場(chǎng)外の最強(qiáng)ブレーンから出されている」と説明した。

情報(bào)によると、會(huì)場(chǎng)の上方には8つのカメラが設(shè)置されており、各エリアの映像撮影と伝送を擔(dān)當(dāng)している。すべてのロボットの頂部には、カラーパネルが取り付けられていた。カメラは映像データを「最強(qiáng)ブレーン」を持つメインコンピュータに伝送する。コンピュータはその色に基づきロボットの位置、方向、狀態(tài)を判斷する。かつ試合全體の狀況に応じ、各ロボットの次の動(dòng)きを直ちに分析し、指示を出す。

「最強(qiáng)ブレーン」のアルゴリズムは、即時(shí)性が重要となる。熊氏は、「1枚の畫像の周期は16ミリ秒で、そのうちに指示を出さなければ遅延が生じ、ミスにつながる。ロボットのスマート性能が良くても、計(jì)算に大量の資源を消耗し、ロボットが直ちに指示を受けることができなければ、おかしな動(dòng)きをすることもある」と述べた。

熊氏は3回優(yōu)勝したことについて、「ロボカップの目的はサッカーをすることだけではなく、技術(shù)の発展方向をけん引することだ」と述べた。

これらのサッカーロボットの多くの技術(shù)が、徐々に産業(yè)に応用されている。車輪移動(dòng)や測(cè)位などを、産業(yè)用ロボットの分野にその成果を見ることができる。また複數(shù)のロボットが協(xié)力する技術(shù)は、軍事面において応用されている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年6月27日