中國自動車市場は「寒波」に直面しているが、それでもなお世界最大の自動車市場であり、各國のメーカーは中國事業(yè)の手をいささかも緩めることはない。

北京ヒュンダイの関連責(zé)任者は発表會で、「ユーザーのニーズはどんどん高度化しており、SUV市場はより細(xì)分化されている。弊社は年齢の若い新中産階級層の自家用車ニーズに照準(zhǔn)を合わせて、『サンタフェ』4代目モデルを打ち出した」と述べた。VW中國法人のヨヘム?ハイツマン社長兼最高経営責(zé)任者（CEO）も、「未來を中長期的に見通すと、やはり中國の自動車市場が非常に大きな成長の潛在力を秘めている?，F(xiàn)在みられる自動車市場の低迷は一時的な現(xiàn)象に過ぎない」と述べた。

中國の自動車政策がますます開放的になるにつれて、獨(dú)自ブランドはより大きな圧力にさらされるようになった。1?10月の中國獨(dú)自ブランド乗用車の販売量は809萬1千臺で同3.6％減少し、乗用車販売量全體に占める割合は41.9％で同1.1ポイント低下した。それでも、獨(dú)自ブランドメーカー各社は「ブランドの向上」をはかり、ミドル?ハイクラス市場での価格の「天井」を突き破ろうと努力することを決してやめはしない。

比亜迪（BYD）はロングホイールベースの5人乗り主力SUV「一代唐」のガソリン車モデルとデュアルモード（ハイブリッド）モデルの新製品をモーターショーでお披露目し、発売も明らかにした。価格はデュアルモード版が25萬元（約406萬円）を超える。高級車ブランドとの位置づけの「リンク?アンド?コー」と「ウェイ」も相次いで登場した。長城汽車の「ウェイ」ブランドの第1號車種「VV7」は、2年間の累計(jì)販売量が10萬臺を突破した。

また乗用車分野では、獨(dú)自ブランドと合弁ブランドのつばぜり合いが続いており、北汽集団が獨(dú)自ブランドの新製品となる中型乗用車「紳寶智道」を発売し、日産の「シルフィ」やヒュンダイの「ミストラ」に真正面から挑むとしている。