狂犬病の発生と蔓延を防ぐために、日本は1950年にはすでに「狂犬病予防法」を制定?実施し、その後數(shù)回改正している。

同法律は、イヌの登録の申請をしなかったり、イヌに予防注射を受けさせなかったりした場合、20萬円の罰金が科されると規(guī)定している。また、登録の鑑札や注射済票を付けていない野犬を見つけた場合、現(xiàn)地役所の生活衛(wèi)生課に電話すると、同課が専門の職員を派遣して、殺処分することになっている。

厚生労働省健康局結(jié)核感染癥課の職員は本紙の取材に対して、「『狂犬病予防法』が実施されているおかげで、日本で発生した狂犬病の感染は、人が1956年が一番最後で、イヌは1957年だった」と説明した。

「狂犬病予防法」のほかにも、日本はたくさんの法律、條例を制定して犬を飼う場合のマナーを守るよう促進している。73年、日本は、「動物愛護管理法」を制定?実施した。同法律には、動物の飼い主は、動物の種類や習(xí)性等に応じて、動物の健康と安全を確保するように努め、動物が人の生命などに害を加えたり、他人に迷惑を及ぼすことのないように努めなければならないと規(guī)定している。

2002年、環(huán)境省は「動物愛護管理法」に基づいて、「家庭動物等の飼養(yǎng)及び保管に関する基準(zhǔn)」を発表した。同基準(zhǔn)は、イヌの飼育や保管をめぐる詳細(xì)な規(guī)定を記しており、「犬の所有者等は、さく等で囲まれた自己の所有地、屋內(nèi)その他の人の生命、身體及び財産に危害を加え、並びに人に迷惑を及ぼすことのない場所において飼養(yǎng)及び保管する場合を除き、犬の放し飼いを行わないこと」、外で運動させる時には、必ずリードを使い、人の多い場所及び時間帯を避けなければならないなどとしている。

筆者は日本で長年暮らしているが、街の中でリードで繋がれていないイヌを見たことは一度もなく、イヌの糞がほったらかしにされているのも見たことがない。複數(shù)の日本人の友人も、「國や地方がイヌの飼育に関する各種法律、規(guī)定、條例を制定し、厳しく実施しているため、日本人はマナーを守ってイヌを飼っている」と話してくれた。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月26日