「遠(yuǎn)征3號(hào)」を搭載した「長(zhǎng)征2號(hào)D」ロケットが12月29日、酒泉衛(wèi)星発射センターから無(wú)事に打ち上げられた。今回打ち上げられた遠(yuǎn)征3號(hào)上段と長(zhǎng)征2號(hào)Dロケットはいずれも、中國(guó)航天科技集団有限公司第八研究院が開(kāi)発を擔(dān)當(dāng)した。これにより長(zhǎng)征2號(hào)Dは2018年に8回の打ち上げを無(wú)事に行い、37基の衛(wèi)星すべてを無(wú)事に指定の軌道に送り屆けた。光明網(wǎng)が伝えた。

遠(yuǎn)征3號(hào)は「宇宙バス」と呼ばれる。これは1度に高さと大きさが異なる10基以上の衛(wèi)星を乗せ、軌道高度と位置の異なる目的地に逐一送り屆けることができるからだ。

遠(yuǎn)征3號(hào)の姚建チーフデザイナーは「遠(yuǎn)征3號(hào)は構(gòu)造一體化、メイン?補(bǔ)助動(dòng)力の一體化、電気?ガス一體化の設(shè)計(jì)アプローチを採(cǎi)用し、軌道上での連続48時(shí)間の獨(dú)自飛行を?qū)g現(xiàn)した。『宇宙バス』は軌道傾斜角を最大15度調(diào)整できる」と説明した。複數(shù)回の正確な軌道変更を経て、遠(yuǎn)征3號(hào)は衛(wèi)星を理想的な軌道の位置に送り屆けることができる。衛(wèi)星の耐用期間を大幅に延長(zhǎng)し、キャリアロケットの輸送能力と任務(wù)適応性を効果的に高めた。今回の任務(wù)で上段は計(jì)畫に基づき21回の點(diǎn)火を行い、國(guó)內(nèi)で點(diǎn)火回?cái)?shù)が最多の上段となった。

遠(yuǎn)征3號(hào)は1度に複數(shù)の衛(wèi)星を正確に送り屆けることで衛(wèi)星の耐用期間を延ばし、衛(wèi)星打ち上げコストを大幅に引き下げている。高度成長(zhǎng)する小型衛(wèi)星市場(chǎng)の需要を効果的に満たし、衛(wèi)星をスムーズに打ち上げネットワークを構(gòu)築する能力を高めるとともに、國(guó)連のスペースデブリ削減の要求を満たすため、遠(yuǎn)征3號(hào)は任務(wù)完了後に自ら軌道を離れ、コントロールを受けながら大気圏再突入を果たし燃え盡きることになっている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年1月2日