楊潔篪中共中央政治局委員（中央外事活動委員會弁公室主任）は現(xiàn)地時間16日、第55回ミュンヘン安全保障會議で基調(diào)演説を行った後、中米関係に関する質(zhì)問に答えた。中國新聞社が伝えた。

楊氏は「チャンスと試練が併存する現(xiàn)代世界では、世界各國が手を攜えて協(xié)力する必要がある。習(xí)近平國家主席とトランプ大統(tǒng)領(lǐng)は協(xié)調(diào)?協(xié)力?安定を基調(diào)とする中米関係の共同推進で合意した。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は、協(xié)力的?建設(shè)的な米中関係の発展は自らの優(yōu)先事項だと表明した。両國首脳間の重要な共通認識によって、今後一定期間の中米関係発展の方向性が示された」と指摘。

「中米國交樹立から今年で40年になる。両國関係は何度も困難を経験しつつも終始前向きに発展し、歴史的成果を挙げ、両國民及び世界の人々に確かな利益をもたらしてきた。米側(cè)は両國民の根本的利益の観點から、両國首脳間の重要な共通認識をしっかりと貫徹し、実行に移すべきだ」とした。

また「中米間の経済?貿(mào)易分野の溝と摩擦については、中國側(cè)は協(xié)力的方法で解決したいと考えている。當(dāng)然、協(xié)力は原則に基づくものだ。最近、中米の経済?貿(mào)易チームは立て続けに協(xié)議を行い、重要な段階的進展を得た。雙方が引き続き互いに努力して、互恵?ウィンウィンの合意形成を進めることを希望する。中米貿(mào)易不均衡の成因は複雑であり、米側(cè)の対中輸出規(guī)制による部分が大きい。米研究機関の報告は、米國が対中輸出規(guī)制をフランスの水準(zhǔn)にまで緩和すれば、対中貿(mào)易赤字を約30％削減できることを示している」と指摘。

「中國は朝鮮半島の非核化に揺るぎなく盡力し、北東アジアの平和?安定維持に揺るぎなく盡力している。中國側(cè)は第2回朝米首脳會談が成功裏に開催されることを支持するとともに、會談が前向きな成果を得ることを期待している」と強調(diào)した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年2月18日