中國(guó)國(guó)家統(tǒng)計(jì)局の毛盛勇報(bào)道官は14日に行われた記者會(huì)見で、「2019年の最初の2ヶ月間に、消費(fèi)者物価指數(shù)（CPI）は前年同期比1.6％増加し、安定上昇傾向を維持し、デフレ出現(xiàn)の可能性は低い」と述べた。中國(guó)新聞社が伝えた。

同局が同日発表したデータをみると、19年1?2月のCPIは同1.6％上昇し、上昇率は前年12月より0.3ポイント低下し、18年2月以降の最低を更新した。このうち食品?たばこ?アルコール類価格は同1.6％上昇した。

毛報(bào)道官は、「価格の動(dòng)きをみると、1?2月の全國(guó)のCPIの平均上昇率は1.6％となり、うち1月は1.7％上昇、2月は1.5％上昇で、安定した上昇傾向を維持し、また全國(guó)消費(fèi)財(cái)市場(chǎng)の需給関係がほぼバランスが取れたことが反映された。エネルギー価格と食品価格を除いたコアCPIはここ半年あまり、1.8?1.9％の合理的な水準(zhǔn)でほぼ安定を保った」と述べた。

データからわかることは、1?2月の生産者物価指數(shù)（PPI）は同0.1％上昇し、上昇率は前年12月より0.8％低下したことだ。これについて毛報(bào)道官は、「1月と2月の2ヶ月間にPPI上昇率は鈍化した。影響要因の1つは前年の持ち越し効果が徐々に消えていること、もう1つは國(guó)際的要因の影響だ。最近の一定の期間、國(guó)際市場(chǎng)の大口商品価格がある程度低下し、PPI上昇率の鈍化につながった」と述べた。

毛報(bào)道官はPPIの今後の動(dòng)きについて、「最近の一定期間に國(guó)際市場(chǎng)の大口商品価格は上昇した。投資増加率の安定上昇にともない、PPIの合理的上昇を支える要因が存在する」との見方を示した。

また毛報(bào)道官は、「価格が上昇しすぎるのはよいことではないし、価格が低下してもデフレの懸念を引き起こす可能性がある。目下、CPIは穏やかに上昇しており、PPIは上昇率は鈍化したものの上昇傾向を維持しており、デフレになる可能性は低い」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年3月15日