旅行體験に対する人々の要求がここ數(shù)年高まる一方で、各種テーマパークやテーマ民宿が次から次へと登場(chǎng)し、大文化IP（認(rèn)知度が高く、現(xiàn)金化能力が高い文化的シンボル）を背景にした観光名所が、若者の間が第一候補(bǔ)として選ぶ人気の旅行目的地となっている。中國(guó)青年報(bào)が伝えた。

中國(guó)青年新聞社社會(huì)調(diào)査センターと問巻網(wǎng)はこのほど、2003人へアンケート調(diào)査を?qū)g施した。この結(jié)果、観光コースを決める時(shí)に、「大文化IPに根差した観光名所を選ぶ」とした人は82.1％に上り、うちに18.6％が、「旅行の際に頻繁に訪れる」と答えた。

重慶のある企業(yè)で財(cái)務(wù)関係の仕事をしている王洋さん（仮名）は、數(shù)年前の夏、長(zhǎng)白山を訪れた?！搁L(zhǎng)白山は人気小説『盜墓筆記』に登場(chǎng)する非常に重要な舞臺(tái)で、同書のファンのほとんどが、長(zhǎng)白山に赴いて小説で描寫された風(fēng)景を自ら観賞したいと思っているだろう。私が行った時(shí)にも、ちょうど現(xiàn)地で、小規(guī)模なファンの交流會(huì)が開かれていた」と話した。

北京のある大學(xué)に通う譚鳴さん（仮名）は、大の故宮好きで、北京で學(xué)び始めてから、故宮に十?dāng)?shù)回も足を運(yùn)んだという。「故宮では、いつも、『古代イタリア王室ファッション展』など、何かしら展覧會(huì)が開かれている。何度行っても、私の楽しみは盡きることがない。行くたびに新たな體験があり、新たな知識(shí)が得られる」と譚さん。

王洋さんは、「素晴らしいIPが、素晴らしい観光スポットになるとは限らない。私は、観光製品の実際の品質(zhì)をより重視し、本當(dāng)に面白いかどうかを基準(zhǔn)にしている。ネット上で多くの評(píng)価をチェックして、もしみんなが素晴らしいと口を揃えて褒めているなら、行くことを検討する」と話した。