「8次元魔幻都市」と稱される重慶には高層ビルを突き抜けるライトレールや屋上パーキングだけではなく、「壁にかかった公園」まである。渝中區(qū)にある下肖家灣公園の斷崖絶壁には高低差70メートルに達する「8次元魔幻都市」の名にふさわしい「ネット有名スポット」となっている。
下肖家灣公園は、渝中區(qū)大坪肖家灣和泓江山國際小區(qū)(団地)の背後に広がる傾斜地に作られている。遙か遠方に長江を望み、周囲を住宅地で囲まれ、斜面のふもとには復(fù)旦中學(xué)?高校分校と黃沙渓片區(qū)があり、高低差は70メートルに達する。公園は、まるで斜面に這うように作られ、上下に曲がりくねって伸びる空中桟道は規(guī)則正しいリズミカルな造りとなっており、重慶の個性を際立たせている。下肖家灣公園は、もともと、荒れ果てた傾斜地だったが、その土地に適した設(shè)計が施され、個性豊かな山地の遊歩道をベースとして、空中桟道というスタイルを採用し、1本の「雲(yún)の中の桟道」を建設(shè)し、公園の見晴臺や景観スポットを繋いでいる。歩道全體の桟橋の長さは約500メートルで、階段の長さは1689メートル、同公園は重慶初の空中桟道を擁する公園となっている。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月29日