擔(dān)擔(dān)麺は、四川料理における伝統(tǒng)的なグルメの一つ。今では日本のレストランにもユニークな擔(dān)擔(dān)麺が次々と登場しており、そんな一風(fēng)変わった味わいの擔(dān)擔(dān)麺を食べようと、行列のできるレストランもあるという。

ここではまず、ある鉄板焼レストランだけで味わうことができるユニークな擔(dān)擔(dān)麺を紹介していこう。美味しさの秘密は、その特別な調(diào)理方法にあるということで、店長は麺を炒める火加減にそのコツがあると明かしてくれた。麺と肉汁が絶妙に混ざり合い、さらに特製白ゴマ味噌と卵の黃身をのせ、スパイシー好きの人は、ここにさらにラー油を加えれば一段と風(fēng)味が増す。またこれに鉄板焼のイカやエビを加えることもできる。

この擔(dān)擔(dān)麺を味わった客は、「想像していたよりずっと美味しい。この激辛味がたまらない」と絶賛している。

また千葉県にある擔(dān)擔(dān)麺の店でもちょっと変わったユニークな擔(dān)擔(dān)麺を出している。この店の擔(dān)擔(dān)麺のタレは薄いグリーンでさっぱりとした香り。なぜならこの店ではゴマ味噌ダレではなく、ピスタチオソースを使っているからだ。ピスタチオソースを作るには、まずその表面を覆う薄皮を一つ一つ手で取り除かなければならないという。そうすることで、ピスタチオソースは、さっぱりした香りを放つようになる。さらにこのピスタチオソースに醤油を加え、最後にチキンスープを加えると、香り豊かな「ピスタチオ擔(dān)擔(dān)麺」が出來上がる。

そして最後に取材したのは、東京都荒川區(qū)町屋駅近くにあるラーメン店。日中はしばしば行列ができるほどの人気で、いずれもこの店自慢の擔(dān)擔(dān)麺目當(dāng)てに訪れた客たちとなっている。この店の擔(dān)擔(dān)麺は、新鮮なエビの風(fēng)味とゴマ味噌ダレの濃厚な香りを楽しめる擔(dān)擔(dān)麺。まず、エビを油で炒める。40分間ほど炒め続けることで、エビの香りがしっかり出てくるのだという。こうして炒め上がったエビをミキサーにかけてエビソースを作り、酢や醤油といった調(diào)味料を加えることで、味わい深い特製味噌ダレが完成する。

日本テレビの記者は、「口に入れた瞬間、新鮮なエビの甘味とうま味が口に広がり、次に胡麻の風(fēng)味がふわっと広がる。ダブルのインパクトでクセになる味わい」としている。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年5月10日