北京っ子である李雲(yún)義さんは日本の大阪で羊の背骨を味わう北京の地元グルメ「羊蝎子」火鍋店を経営しており、本場(chǎng)北京の味を楽しめると評(píng)判も上々だ。李さんはなぜ日本で羊蝎子火鍋の店を開(kāi)こうと思ったのだろうか。
日本に來(lái)るまで20年以上にわたり飲食業(yè)界で働いていた李さんは、大阪商工會(huì)の責(zé)任者と出會(huì)ったのをきっかけに日本にやって來(lái)たという。
李さんは日本では、冷たい水をよく飲む日本人が多いことに気づいたという。日本に來(lái)た中國(guó)人の多くも「郷に入っては郷に従え」とばかり冷たい水を飲むのだが、冷たい水を飲む習(xí)慣の無(wú)い中國(guó)人にとって、冷たい物ばかり飲み続けると、身體の調(diào)子を崩したり、胃腸の不調(diào)を訴えるようになるという。そこで李さんは羊蝎子火鍋店を開(kāi)店しようと決めたのだという。なぜならおいしいだけではなく、熱々の羊の肉には體を溫める効果があり、體にもよいからだ。
李さんのレストランは、本場(chǎng)北京の味と體に良いというだけでなく、「割引は一切しないが、サービスはする」というその経営理念もユニークだ。例えば客が5千円分の料理を食べた場(chǎng)合、1萬(wàn)円分の増量サービスをするのだという。それにより客は非常に得をしたと感じ、客を呼び寄せることになるという。
現(xiàn)在、火鍋店の人気はますます高まっており、李さんは、「さらに多くの中國(guó)グルメを日本に持ち込み、海外にいる中國(guó)人たちに本場(chǎng)の故郷の味を提供していきたい」と語(yǔ)っている。(編集TK)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年8月22日
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