企業(yè)はキャッシュフローを再投資に充てるのをやめて債務(wù)を返済するようになった。これは一企業(yè)にとっては、生き殘るための理性的な方法だったといえる。企業(yè)がみな同じ動(dòng)き方をするようになると、経済全體が需要の原動(dòng)力を失い、経済は長(zhǎng)期的な衰退期に突入した。この時(shí)に、通常の金融政策を?qū)g施して活性化を図っても、企業(yè)はそう簡(jiǎn)単に動(dòng)き方を変えることはなく、企業(yè)の需要の回復(fù)を後押しすることは困難だった。

中國(guó)の現(xiàn)在の狀況は當(dāng)時(shí)の日本ほど危機(jī)的ではないが、ここ數(shù)年の債務(wù)比率の急速な上昇が各方面の注目を集めている。以前のような中國(guó)経済が急速に発展し、金融緩和が実施される大きな環(huán)境の中で、一部の企業(yè)は債務(wù)比率がかなり高くなっている。上向きの経済環(huán)境であれば、企業(yè)が負(fù)債を転がして経営を維持することができる。下振れする経済環(huán)境に直面すれば、企業(yè)はバランスシート不況という問(wèn)題に直面し、経済に新たな不安定要因が加わる可能性がある。

そこで日本の教訓(xùn)を參考にして、目下の複雑な國(guó)內(nèi)情勢(shì)や海外情勢(shì)の中、「デレバレッジを通じてリスクを防止」し、小さいうちに問(wèn)題の芽を摘み、早めに手を打って未來(lái)の経済の健全な成長(zhǎng)を保障することが、ぜひとも必要だといえる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年7月31日