ここ數(shù)日、中國のネット上で北京故宮が話題をさらっている。その理由は、故宮の角樓レストランが1テーブル6688元（1元は約16円）の年夜飯（大晦日の夜に家族で食べるご馳走）を打ち出したというニュースが流れて話題になったと思っていたら、その後すぐに年夜飯?zhí)峁─斡?jì)畫は取りやめになったというニュースが流れたからだ。中國新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

16日、故宮の角樓レストランを訪れると、まだ午前11時(shí)ごろだったものの、店內(nèi)ではすでにたくさんの客が訪れていた。店員は年夜飯が取りやめになったことは認(rèn)めたものの、その具體的な理由は明かさなかった。

同レストランは現(xiàn)在、通常通り午前8時(shí)半から午後4時(shí)半まで営業(yè)している。

6688元の年夜飯は高すぎる？妥當(dāng)？

故宮の角樓レストランは、故宮博物院の出口にある神武門の外側(cè)にあり、各種軽食を提供している。故宮の入場(chǎng)券が必要なエリアの外にあるため、故宮を見學(xué)していない人でも、誰でもここで食事することができる。

そんな角樓レストランがこのほど、約7000元の高級(jí)年夜飯を打ち出したことで、「故宮は商業(yè)化しすぎ」や「文化財(cái)の安全を守れるのか」などといった、懐疑的な聲が上がるようになっていた。しかし、その一方で、「春節(jié)（舊正月、今年は1月25日）という時(shí)期や場(chǎng)所などの要素を総合的に考えれば、決して高い値段ではない。北京の多くの高級(jí)レストランの年夜飯の値段はもっと高い」という聲もあった。

さらにはあるネットユーザーの「この場(chǎng)所なら全然高くない。ただ、ちょっと派手に宣伝しすぎ。女官が料理を運(yùn)んできてくれるのかな？」という、ユーモラスなコメントにたくさんの「いいね！」が寄せられたことも話題になっていた。