新型コロナウイルスによる肺炎の影響を受けて、多くの企業(yè)にとっては社員をどのようにUターンさせるかが業(yè)務(wù)再開で直面する主な難問となっている。浙江省の複數(shù)の地方政府はこのほど業(yè)務(wù)再開のためにチャーターバス、専用列車、チャーター便といった強(qiáng)力な措置を打ち出し、省外にいる社員が職場(chǎng)に戻れるよう迎えることとした。この措置は企業(yè)の業(yè)務(wù)再開にあたっての人材ニーズに応えるものであり、また人材がUターンする過程で感染が広がるリスクを軽減することもできる。

春秋航空が18日に明らかにしたところによると、同日午後に雲(yún)南省の戸籍をもつ旅客180人を乗せた同社の航空機(jī)が昆明を出発して上海に到著した。これは政府の臨時(shí)チャーター便であり、同社が運(yùn)航した初のUターン向けチャーター便でもある。同社によると、「航空機(jī)の空気濾過システムにはウイルスを遮斷する性能が備わっている。機(jī)內(nèi)の換気は平均して3分に1度は行われており、空気の清浄さは常に保証されている。あらゆる公共交通手段の中で、飛行機(jī)が最も安全だと言える」という。

また同社は対外的に、18日から企業(yè)活動(dòng)の再開?生産の再開を全力で支援し、各地の政府?企業(yè)によるU(xiǎn)ターンのためのチャーター便の運(yùn)航任務(wù)も引き受けると発表した。山東航空、吉祥航空、四川航空もこのほど、政府?企業(yè)に対してUターン?チャーター便サービスを提供すると発表した。

実際、チャーター便による社員の出迎えは、各地が企業(yè)活動(dòng)や生産を迅速に再開するための重要な手段となっている。浙江省臺(tái)州市は民間の旅客機(jī)を動(dòng)員し、重慶、貴陽、成都、昆明、西安の各市にいる住民をチャーター便で臺(tái)州まで運(yùn)び、仕事に復(fù)帰してもらう計(jì)畫だ。同市政府はチャーター便の費(fèi)用の3分の1を補(bǔ)助するという。

福建省福州市も18日、定西市、雲(yún)南省、貴州省など省外にいる社員のUターンと職場(chǎng)復(fù)帰を受け入れるとともに、人々が移動(dòng)中に感染するリスクを軽減するため、雲(yún)南、貴州、定西を出発地としてUターンのためのチャーター便やチャーター高速列車を運(yùn)行すると決定した。上記省市にいて臺(tái)州市に職場(chǎng)がある人はこのチャーターバス?高速列車を無料で利用することができる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年2月19日