広東省では、地下鉄と同じように便利に列車(chē)を利用できるようになる。中國(guó)鉄路広州局集団有限公司によると、今月28日から、同社が運(yùn)営する「穗深都市間鉄道」と「広仏肇都市間鉄道」、「莞恵都市間鉄道」で、支付寶（アリペイ）のQRコードをスキャンして改札ゲートを通過(guò)し、乗車(chē)できるようになる。事前にチケットを購(gòu)入する必要はなく、スキャンするだけで乗車(chē)できる。澎湃新聞が報(bào)じた。

粵港澳大灣區(qū)（広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門(mén)の9市と香港、澳門(mén)＜マカオ＞両特別行政區(qū)によって構(gòu)成される都市クラスター）は、中國(guó)で最も密集し、最も利用者が多い都市間鉄道網(wǎng)となっている。2019年1月21日、広深都市間鉄道が、中國(guó)全土で率先して、支付寶のQRコードをスキャンして乗車(chē)できるサービスを打ち出し、広州、東莞、深セン間の鉄道による行き來(lái)が一層便利になった。そして、今回、広州、仏山、肇慶の3都市を繋ぐ都市間鉄道の駅でも支付寶のQRコードをスキャンして乗車(chē)できるようになり、大灣區(qū)において、同サービスが利用できる駅は51駅まで増え、大灣區(qū)の交通一體化が進(jìn)み、一層便利になる。

同社の旅客輸送部によると、旅客は支付寶のホーム畫(huà)面で「広鉄城際通」と入力して検索し、表示に基づいて顔認(rèn)証システムで身分認(rèn)証を済ませると、関連の機(jī)能が利用できるようになる。列車(chē)に乗る時(shí)は、支付寶のQRコードをスキャンして改札ゲートを通過(guò)することができ、チケットを事前購(gòu)入する必要がない。また、身分証明書(shū)を攜帯していないことを心配する必要もなく、地下鉄のように便利に列車(chē)を利用できるようになる。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年6月24日