賈樟柯（ジャ?ジャンクー）監(jiān)督と河瀬直美監(jiān)督がエグゼクティブ?プロデューサーを務(wù)め、中國の若手映畫監(jiān)督?鵬飛（ポンフェイ）監(jiān)督がメガホンを取り、呉彥■（■は女へんに朱、ウー?ヤンシュー）、英沢（イン?ズー）、國村隼、永瀬正敏が主演を務(wù)める中日合作映畫「再會(huì)の奈良（中國語タイトル：又見奈良）」が第23回上海國際映畫祭のコンペティション部門「金爵賞」にノミネートされ、ポスターも公開された。國際在線が報(bào)じた。

「再會(huì)の奈良」は、鵬飛監(jiān)督が、戦爭(zhēng)への反省を柱に、第二次世界大戦後の中國殘留孤児にスポットを當(dāng)て、戦爭(zhēng)は大きな傷をもたらすことを伝え、平和の大切さを呼びかけ、心溫まる物語を通して、真の家族愛に國境はないことを描いている。同作品では、呉彥■が演じる中國人の老女?陳恵明が、ここ數(shù)年連絡(luò)が途絶えている中國殘留孤児の養(yǎng)女?麗華を探すために奈良にやって來る。そして、英沢演じる養(yǎng)女の娘?小沢と、國村隼演じる元警察官の男?一雄と共に、麗華探しの旅を始める。

ポスターでは、道路に見立てた桜の木の幹が水墨で描かれ、陳恵明、小沢、一雄がその真ん中を歩いている。そして、桜の木は花を咲かせているほか、提燈も描かれ、道の脇には、酒に酔った転んでいる男性のほか、夫が椅子に座り、妻が背を向けて立っている夫婦や重要な手紙を?qū)盲堡豚]便配達(dá)員などが描かれている。それぞれ異なるキャラクターで、麗華探しが紆余曲折の旅になることを示している。

「再會(huì)の奈良」は、中國の賈樟柯監(jiān)督と日本の河瀬直美監(jiān)督がエグゼクティブ?プロデューサーを務(wù)め、それを支えるクリエイターも豪華メンバー。メガホンを取った若手映畫監(jiān)督の鵬飛監(jiān)督は、「ライスフラワーの香り（原題：米花之味）」が第74回ヴェニス?デイズ部門と第1回平遙國際映畫祭、なら國際映畫祭、FIRST青年影展（FIRST International Film Festival）などにノミネートされた。オリジナルミュージックを擔(dān)當(dāng)する鈴木慶一は、「座頭市」や「アウトレイジ」シリーズなどの北野武監(jiān)督作品や「Love Letter」、「スワロウテイル」などの巖井俊二監(jiān)督作品で、音楽を手がけてきた。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月29日