中國(guó)10大名畫の一つ「千里江山図」を舞踴で表現(xiàn)する「只此青緑」第1回上演が今月20-22日に北京國(guó)家大劇院で行われる。舞踴詩(shī)劇「只此青緑」は周莉亜氏と韓真氏が演出を手がけ、故宮博物院、中國(guó)東方演蕓集団有限公司、人民網(wǎng)股份有限公司が製作、域上和美文化発展有限公司が共同製作する。
8月18日午後、第1回上演記者會(huì)見が人民網(wǎng)で開催され、同作品のポスターと劇中寫真が公開された。
政治や経済、文學(xué)、蕓術(shù)が発展していた北宋(960-1127年)時(shí)代の畫家?王希孟が描いた「千里江山図」は、今も衰えることのない魅力を放っている。「只此青緑」は、現(xiàn)代の人々が受け入れやすい視點(diǎn)から、中國(guó)の優(yōu)れた伝統(tǒng)文化を遡っていく。劇中に登場(chǎng)する現(xiàn)代の故宮の研究員が案內(nèi)役となって伝統(tǒng)文化を紐解き、観客をミステリアスな色彩に富む中國(guó)伝統(tǒng)美學(xué)の世界へといざなっていく。
同作品は、現(xiàn)代と過去が交錯(cuò)するスタイルの物語(yǔ)。舞臺(tái)は約1000年前の少年畫家?王希孟が「千里江山図」を間もなく完成させるという時(shí)にタイムスリップする?,F(xiàn)代の故宮の研究員は、「千里江山図」の研究に沒頭しているうちに、王希孟の心に入り込むことになり、彼が心血を注いで「千里江山図」を仕上げる貴重な時(shí)間を共にする。そして、ほとんど記録のないこの「天才少年」と心を通じ合わせ、唯一無二の「千里江山図」が生み出されるうえでの偶然と必然に迫り、現(xiàn)代の人々がなぜ今もなおこの古代文化財(cái)を愛してやまないのかを読み解いていく。
18日の記者會(huì)見では、「只此青緑」の第1期巡演が今年9月から始まり、18都市で50回以上上演されることも発表された。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年8月18日