中銀消費(fèi)金融連合時(shí)代データがこのほど発表した「現(xiàn)代若者消費(fèi)報(bào)告」によると、「90後（1990年代生まれ）」と「00後（2000年生まれ）」が徐々に今の時(shí)代の消費(fèi)の中心層になってきたという。

同報(bào)告によれば、消費(fèi)者ローン利用者の年代分布では、「90後」が49.3％でほぼ半分を占め、次は「80後（1980年代生まれ）」の31.5％だった。一組のデータを見(jiàn)ると、中國(guó)全土に「90後」が1億7500萬(wàn)人いて、このうち「借金がない」人は13.4％にとどまり、86.6％は「ローン商品に接したことがある」と答えた。

同報(bào)告は、「消費(fèi)スタイルの差を除外し、最も基本的な生活のニーズを満たした上で、『90後』は上の世代とは明らかに異なった消費(fèi)観を持つ。彼らから見(jiàn)ると、消費(fèi)とはよりよい體験をするためのもの、よりグレードの高い生活を送るためのものだ。彼らは自分の好きなことにより多くお金を使いたいと考えている。一方で、インターネット?ファイナンス商品の誕生と発展は若者の消費(fèi)から多くの制約を取り払った。住宅ローンのほか、『90後』の60％以上が暮らしの質(zhì)向上とレジャーのために消費(fèi)者ローンを利用し、主にものぐさ経済、ペット経済、ヘルスケアブーム、顔面偏差値経済、娯楽産業(yè)などにお金は流れている」との見(jiàn)方を示した。

ものぐさ経済を見(jiàn)ると、データによれば、過(guò)去約3年間にオンラインの消費(fèi)者が「楽をする」ために使った金額が年々上昇し、20年には1千億元（1元は約17.9円）を超えた。20年11月には「ものぐさ神グッズ」の検索件數(shù)が前年同期比200％近く増加して30萬(wàn)回を上回った。中でも「90後」の若い消費(fèi)者の「楽をするための出費(fèi)」の伸びが最も大きかった。若者世代がよく検索する「ものぐさ神グッズ」には靴洗濯機(jī)、朝食メーカー、ゆで卵メーカーなどがある。

ペット経済を見(jiàn)ると、データによれば、中國(guó)の犬?貓の飼い主のうち、半分近くが「90後」だという。過(guò)去1年近くのオンラインペット市場(chǎng)では、「90後」の消費(fèi)が40％以上を占めた?！?5後」（1995年から1999年生まれ）のオンラインペット消費(fèi)はさらに勢(shì)いがあり、3年連続で倍々成長(zhǎng)を遂げた。

ヘルスケアブームを見(jiàn)ると、報(bào)告によると、生活にかかる圧力が徐々に體の病気や癥狀として現(xiàn)われるようになり、若者もヘルスケアに取り組むようになった。21年の消費(fèi)予測(cè)では、観光、保健?ヘルスケア、教育?研修が18-25歳の若者の消費(fèi)ランキング上位3位に並ぶ。また21年の保健?ヘルスケア消費(fèi)に占める若者の割合は、前年比7.5％上昇する見(jiàn)込みという。

顔面偏差値経済についての同報(bào)告の説明によると、ショッピング交流プラットフォームの小紅書では化粧に関するコンテンツの女性消費(fèi)者の52％が22歳以下だった。すべての若いユーザーのうち、18歳以下が化粧関連コンテンツへの関心が特に高く、化粧に関するあらゆる話題に全方位的に関心を寄せている。注目されるのは、コストパフォーマンスと品質(zhì)を兼ね備えた國(guó)産化粧品が、若いユーザーのコンテンツ消費(fèi)における海外ブランドのシェアの一部を奪い始めたことだ。

娯楽産業(yè)を見(jiàn)ると、同報(bào)告によれば、今年は新たな娯楽ジャンルのトップに「マーダーミステリー」が立ち、國(guó)內(nèi)市場(chǎng)規(guī)模は150億元以上となり、消費(fèi)者の規(guī)模は941萬(wàn)人に達(dá)し、消費(fèi)者の70％以上が30歳以下の若者になる見(jiàn)込みだ。このほか購(gòu)入のプロセス自體がワクワクする體験になるブラインドボックスも、若者がよく購(gòu)入した結(jié)果、100億元の市場(chǎng)規(guī)模に膨れ上がっているという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年10月28日