資料寫真

今月20日0時から、中國全土の鉄道でダイヤ改正が実施される。旅客と貨物の輸送の質(zhì)と効率が向上し、都市間の行き來にかかる時間がさらに短縮されることになる。例えば、北京‐武漢間では、先頭を切って高いベンチマークの時速350キロ運(yùn)営が常態(tài)化され、所要時間は最短3時間48分にまで短縮される。鉄道サイト12306をチェックすると、現(xiàn)在、武漢から北京に向かう高速鉄道の所要時間のほとんどは4時間17分となっている?？萍既請螭瑘螭袱俊?/p>

國鉄集団運(yùn)輸部の責(zé)任者によると、「今回のダイヤ改正を機(jī)に、北京と広州を結(jié)ぶ京広高速鉄道をメインの骨組みとて、中部高速鉄道網(wǎng)の多くの路線が全面的に最適化、調(diào)整される」という。高いベンチマークが採用された時速350キロ運(yùn)営の列車57本を16省?市（區(qū)）で運(yùn)行し、各都市間の所要時間がさらに短縮される。

北京‐武漢間で時速350キロ運(yùn)営が実施され、関連の路線上にある都市との間の所要時間も相次いで短縮される。例えば、北京‐石家荘間は1時間1分に、北京‐鄭州東間は2時間11分に、北京西‐長沙南間、北京‐広州南間、北京‐西安北間など、他の路線と繋がる列車の所要時間もそれぞれ5時間16分、7時間38分、4時間11分にまで短縮される。

資料寫真、新華社

ダイヤ改正により、鄭州と重慶を結(jié)ぶ鄭渝高速鉄道の襄陽‐萬州區(qū)間や、新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)和田（ホータン）地區(qū)と巴音郭楞蒙古（バインゴリン?モンゴル）自治州若羌（チャルクリク）県を結(jié)ぶ和若鉄道といった新たな路線も十分に活用されるようになり、地域経済と社會の発展に強(qiáng)力な下支えを提供することになる。國鉄集団運(yùn)輸部の責(zé)任者によると、「鄭渝高速鉄道が全線開通し、北京西と重慶北間の所要時間が最短6時間46分になり、ダイヤ改正前と比べると4時間24分も短縮された」という。

また、和若鉄道が今月16日に開通し、ホータンからチャルクリクを経由して、新疆ウイグル自治區(qū)の烏魯木斉(ウルムチ)市に向かう旅客列車運(yùn)行もスタートした。そのため、沿線の人々の移動や貨物輸送が一層便利になり、ホータン‐チャルクリク間の所要時間は11時間26分になった。

またダイヤ改正実施に合わせて、拡張?リニューアルした北京豊臺駅もオープンすることになる。これで、首都の鉄道ターミナル総合サービス能力がさらに増強(qiáng)される。

ダイヤ改正実施後、旅客列車の各所要時間が短縮されるほか、貨物列車の運(yùn)行本數(shù)が増やされる。鉄道の貨物輸送ルートが円滑化され、産業(yè)チェーンとサプライチェーンを安定させるほか、防疫物資や発電用石炭、農(nóng)業(yè)関連物資といった國の経済、國民の生活に必要な重要物資の確実な運(yùn)送が確保されることになる。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年6月17日