次世代有人ロケットの貯蔵タンクのマルチマシン並列靜動共同試験が行われている様子。（畫像提供は中國航天科技集団第一研究院）

中國航天科技集団第一研究院が28日に明らかにしたところによると、同研究院の第702研究所がこのほど中國の次世代有人キャリアロケットのマルチマシン並列靜動共同試験を無事完了し、同ロケットの開発が順調(diào)に試作機開発段階に進(jìn)むのを力強くサポートした。科技日報が伝えた。

第702研究所の王暁暉所長は、「同試験の無事完了は、中國が大荷重靜動共同試験技術(shù)のブレイクスルーを初めて実現(xiàn)したことを示しており、試験方法と試験能力の重要なイノベーションであり、次世代有人ロケットが複數(shù)臺の大推力エンジンの並列接続技術(shù)を採用するための基礎(chǔ)をしっかり固めた」と述べた。

次世代有人ロケットの基礎(chǔ)モジュールの直徑は5メートル、複數(shù)臺の120トン級エンジンを搭載する。大推力エンジンのマルチ並列接続技術(shù)が中國のロケットに採用されるのは初めてとなる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年7月29日