冷蔵コンテナ19個に計286トンの新鮮な野菜を積載した中國ラオス鉄道を走る國際貨物列車「瀾湄快線」が2月7日、雲(yún)南省昆明市王家営西コンテナセンター駅を出発した。55時間後にはタイの首都バンコクに到著する予定という。これにより、中國?ラオス?タイを結(jié)ぶ往復(fù)貨物列車の全行程での初運(yùn)行が実現(xiàn)した。

中國?ラオス?タイを結(jié)ぶ往復(fù)貨物列車は、通関、コールドチェーン輸送、物流の保障、サプライチェーン、金融サービスを統(tǒng)合した鉄道輸送フルチェーンサービスプロジェクトで、中國と東南アジア諸國の間の効率的で、安定し、利便性の高い鉄道物流サービスを提供している。

同列車は、中國ラオス鉄道の國際貨物列車「瀾湄快線」を利用して昆明からラオス?ビエンチャン南駅に入り、貨物の積み替えが行われたのち、タイの狹軌線路でバンコクに到著する。従來の「鉄道と道路」を利用した輸送ルートに比べ、所要時間が1日短縮され、輸送コストは20％以上削減されることになる。今回初運(yùn)行が実現(xiàn)した貨物列車には、リュウガンやドリアンなど季節(jié)の果物がタイで積載され、中國に運(yùn)ばれるという。

「一帯一路（the Belt and Road）」の質(zhì)の高い共同建設(shè)に向けた象徴的なプロジェクトである中國ラオス鉄道は、中國とアセアン諸國が構(gòu)築する効率的で、便利で、スピーディな國際的な大規(guī)模物流輸送ルートで、その輸送ニーズも高まり続けている。

中國ラオス鉄道國際貨物輸送ネットワークはすでにラオス、タイ、ミャンマー、マレーシア、カンボジア、ベトナム、バングラデシュ、シンガポールなど「一帯一路」の共同建設(shè)に參與する國々を網(wǎng)羅しており、輸送貨物は開通當(dāng)初の十?dāng)?shù)種類から今では1200種類以上にまで拡大した。

中國ラオス鉄道國際貨物列車は、これまでに累計3600本以上が運(yùn)行され、輸送した貨物総量は250萬トンを上回っている。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年2月9日