2022北京冬季五輪の開會式の感動のシーンが再現(xiàn)されている中國映畫博物館（撮影?程功）。

2022年の北京冬季五輪の開會式の黃河の水が海へと流れて行くシーンや閉會式の別れる人に柳の枝を送って別れを惜しむシーンは、世界最大のLEDスクリーンにより3D映像の形で映し出され、そのテクノロジーは北京冬季五輪の開?閉會式において、世界の人々を感嘆させた。そしてこのほど利亜徳集団が明らかにしたところによると、冬季五輪開催期間中に中國國家體育場(バードネスト)で使用されたLEDスクリーンが中國映畫博物館に正式に寄贈され、収蔵、展示されることになり、冬季五輪の開會式と開幕式の感動の瞬間が同館で再現(xiàn)されている。北京日報(bào)が報(bào)じた。

北京冬季五輪の開幕式と開會式のステージは、グラウンドスクリーンとアイスキューブ、アイスフォール、南北の橫長スクリーンからなり、総面積は約1萬4500平方メートル。これは世界最大のLEDスクリーンとなった。利亜徳集団が提供したLEDスクリーンの総面積は1萬平方メートルで、全體の約70％を占めた。冬季五輪の文化遺産をさらに良い形で保護(hù)、伝承、活用し、冬季五輪の開會式と開幕式の素晴らしいシーンを沒入型で再現(xiàn)すべく、利亜徳集団は、同大會開催期間中に中國國家體育場で使用されたLEDスクリーンを冬季五輪の遺産として、中國映畫博物館に寄贈した。そのうち、円ホールの中央の壁に設(shè)置されたスクリーンの高さは24メートル、幅9.5メートルで、地面に設(shè)置されている変形スクリーンの大きさは695平方メートルとなっている。その2つのスクリーンが中國國家體育場の特徴的なレイアウトを再現(xiàn)している。

利亜徳集団の関係責(zé)任者は、「中國映畫博物館は現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、世界最大の國家級の映畫に特化した博物館。冬季五輪のビッグスクリーンが同館に収蔵、展示され、冬季五輪の感動が引き継がれることになる。そしてそれにより、冬季五輪の遺産を最大限活用することができる」としている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年2月10日