中日関係の悪化は日本が釣魚(yú)島（日本名?尖閣諸島）の現(xiàn)狀を一方的に変えたことで始まり、その後次第にエスカレートした。無(wú)人の小さな島のために紛爭(zhēng)をするのは大げさではないかとの聲が國(guó)際社會(huì)にはあるかも知れないが、それは間違っている。どうあろうとも、日本は必ず紛爭(zhēng)を仕掛けてくるのだ。釣魚(yú)島でなければ、別の何かで。日本の真の目的は、「中國(guó)の脅威」という世論を作り出し、それを口実に軍事力を全面的かつ急速に強(qiáng)化することだ。そして、中國(guó)の臺(tái)頭という現(xiàn)実を受け入れたくなく、容認(rèn)できないというのが、その深層の理由だ。

　今は何年だ？世界はすでに21世紀(jì)に入ったというのに、一部の日本人の思考はいまだに1930、40年代のままだ。これはまさに日本にとって悲劇だ。日本は真剣に反省すべきだ。ひとたび呼び覚まされれば、右傾化という悪魔を再び瓶に詰めるすべはないだろう。軍國(guó)主義の魂を呼び戻すことは、永遠(yuǎn)に回復(fù)しない深淵へと再び歩むことを意味する。

　周辺の事態(tài)に対して、困惑を感じている人々がいる。だがこれはまさに大國(guó)が臺(tái)頭の過(guò)程で直面する問(wèn)題であり、個(gè)人の意志で変えられるものではない。日本の執(zhí)拗な右傾化は誰(shuí)にも引き止められないし、中國(guó)の全面的復(fù)興も誰(shuí)にも阻めないだろう。この意味において、真に焦っているのは中國(guó)ではなく、日本のはずだ。中國(guó)人は平和を熱愛(ài)し、覇権を唱えず、いざこざを引き起こさない。だがわれわれは高度の警戒を保つとともに、斷固たる、かつ沈著な対処をしなければならない。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年6月30日