「中國の男性は、外見において、中國人女性とは釣り合わない」というネット上の投稿が、ネットユーザーの間で論議を呼んでいる。女性がこのことに対して恨みを抱く理由は、彼女らの周りにいる男性たちが、確かに、だらしなかったり、太っていたり、さらには退廃的で無気力であることが多く、少なくとも女性のように身だしなみを整えようという気持ちが欠落しているためだ。北京晨報が伝えた。

社會學(xué)者はこの問題について、次の通り指摘した。

「男は秀才、女は美人」という伝統(tǒng)的観念を持っている中國人男性は、これまでずっと、「見た目は気にしない」どころか、自ら外見を飾るのを放棄してしまうことがある。だが、客観的に見ると、中國人女性がこのような中國人男性の態(tài)度に文句をつけることは、文明社會が健全かつより文明的な社會に向かっている傾向を、非常に良く反映している。

最近行われた調(diào)査によると、標(biāo)準(zhǔn)體重をオーバーしている肥満者の割合を男女別に見た場合、この10年、男性の増加率が女性を大きく上回っている。2012年末の時點で、中年?青年男性の肥満率は48.8％と、女性の割合（30.8％）の1.6倍に上った。體脂肪率を肥満の判斷基準(zhǔn)とした場合、男性の肥満率は35歳までに急上昇、肥満率は女性を大幅に上回った。男性の平均腰回りも、やはり35歳から急激に大きくなり、安全ラインである85センチメートルを上回った。

腫瘍の専門家である上海中醫(yī)薬（漢方）大學(xué)の何裕民教授は、自らの臨床経験から、「がん患者全體のうち、男性は6割以上を占め、女性は4割弱」という、さらに厳しい事実を発見した。國內(nèi)外の研究者は軒並み、この結(jié)果について、「これは、男女差という生理學(xué)的要因がもたらしたものではなく、男性の行動習(xí)慣によるものだ。男性は総じて、自分自身に対する関心や配慮が非常に乏しい。このことと、男性が自分の容貌や立ち居振る舞いに心を配らないこととは、同じ意識が反映したものだ」という共通の認識に達している。