〇楽観を許さない外國人による犯罪問題
報告によると、外國人の「三不(不法入國、不法滯在、不法就労)」問題は、これまでずっと、広州全體が頭を抱える難問となっていた。數年前に公表された統(tǒng)計データによると、広東省公安機関は2007年、計7千人以上の「三不」外國人を摘発、うち700人あまりに処分を科した。2008年には、1萬3千人の外國人を調査の上処分、うち210人は刑事処分の対象となった。摘発?処分されたのは、47カ國の外國人で、罪名は26種類に及び、アフリカ系外國人が多くを占めた。
刑事犯罪のほか、アフリカ人が2009年7月15日に広州派出所を襲撃した事件や、同じくアフリカ人が2012年6月18日に広園西路で騒ぎを起こした事件など、外國人が集まって騒ぎ出し、騒亂事件につながるケースも頻発している。このような情勢が引き金となり、広東省は2011年、「広東省外國人管理服務暫定規(guī)定」を発表した。このほか、まだ世間には良く知られていないが、強姦、エイズ、婚外子などの問題も、広州市民の社會生活と都市の安全安定を脅かす可能性がある。
報告によると、外國人が絡む犯罪事件、特に麻薬犯罪事件も、重視すべき問題となっている。広州に住む「三不」外國人の犯罪率は急上昇しており、うち麻薬関連犯罪がトップ、総數の6割近くを占めている。2012年12月、公安部は広州で麻薬密輸に攜わるアフリカ人300人以上を逮捕、アフリカ人と國內の中國人によって形成された麻薬密売ネットワークを撲滅させた。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年8月29日
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