日本の大阪國際平和センター（以下、平和センター）が9月1日より閉館し、展示內(nèi)容を調(diào)整する。平和センターは日本軍の侵略の歴史に関する展示品を撤去し、來年4月にリニュアルオープンする。日本の市民団體は8月31日に同センター前で抗議活動(dòng)を?qū)g施し、不満を表明した。

環(huán)球時(shí)報(bào)の記者の調(diào)べによると、平和センターの前身は1981年に設(shè)立された大阪府平和祈念戦爭資料室だ。大阪府と大阪市は1991年に財(cái)団法人を共同設(shè)立し、1945年の米軍の大阪空襲により亡くなった人々を追悼した。日本全國の平和博物館のうち、平和センターは初めて「加害者と被害者」の角度から日本の侵略戦爭の事実を展示した、日本の重要な反戦?平和教育の研究拠點(diǎn)だ。毎年の見學(xué)者は7萬5000人に達(dá)し、そのうち6?7割は小中學(xué)生だ。平和センターは3室の常設(shè)展示室で、約500の展示物を展示している。展示室Aのテーマは「大阪空襲と人々の生活」、展示室Bのテーマは満州事変から終戦までの「15年戦爭」、展示室Cのテーマは「平和の希求」。そのうち展示室Bは南京大虐殺、中國の抗日戦爭、日本の労働者強(qiáng)制連行などの內(nèi)容を展示している。

日本の右翼団體は、平和センターが「偏向的」、「自虐的」な性質(zhì)を持つと批判を続けてきた。自民黨は1996年に「全國の戦爭博物館に関する調(diào)査報(bào)告書」を公表し、平和センターが「特定の思想に基づく宣伝の拠點(diǎn)になった」と批判した?！感陇筏s史教科書をつくる會(huì)」などの右翼団體は、同センターの展示內(nèi)容に集中砲火を浴びせた。右翼団體は2000年に同センターで、いわゆる「20世紀(jì)最大の噓」である南京大虐殺の再検証を求める集會(huì)を開いた。2011年に開かれた大阪府?大阪市議會(huì)で、日本維新の會(huì)と自民黨の議員は、同センターが「反日教育と歴史捏造問題に対して重大な責(zé)任を持つ」と批判し、展示室Bの閉鎖を求めた。日本維新の會(huì)は大阪府知事選?市長選に勝利すると、平和センターの「展示內(nèi)容の再検討」に1700萬円の費(fèi)用を拠出することを決定した。今回の閉館、日本軍の侵略の展示品の撤回も、この計(jì)畫の一環(huán)だ。

この措置は日本の各市民団體から、「自己欺瞞だ」、「人類に戦爭の啓発を與える資料を展示すべき」と批判された。ある市民は、このやり方は歴史認(rèn)識(shí)の後退だと指摘した。橋下徹氏の「慰安婦は必要だった」、「労働者の強(qiáng)制連行はなかった」などの発言と同じく、この措置は戦爭の加害の事実を否定するものだ。在日外國人も批判的な態(tài)度で、「日本は歴史を正視するべきで、真相を留める責(zé)任と義務(wù)がある」と語った。

?チャイナネット? 2014年9月3日