抗日戦爭(zhēng)ドラマ「烽火雙雄」が、まもなく北京電視臺(tái)（BTV）の影視チャンネルで放送開(kāi)始となる。同ドラマは劉國(guó)強(qiáng)の小説「日本八路」を原作としたもので、全35話。新華網(wǎng)が伝えた。

「烽火雙雄」の舞臺(tái)は抗日戦爭(zhēng)の終わりの時(shí)期。矢野さん演じる日本の兵士?秋山太郎は、中國(guó)にいる妹の智子を探すために軍隊(duì)に入ったが、丸腰の中國(guó)人捕虜の殺害を拒否したために日本軍の長(zhǎng)官から迫害される。その後、仲間を助けるために兵営から逃げ出した太郎は、逃亡の途中で日本軍の無(wú)殘な殺戮行為を何度も目にし、日本の軍國(guó)主義に心から失望する。そんな時(shí)、八路軍敵工隊(duì)の陳鉄拳隊(duì)長(zhǎng)（丁海峰）、八路軍情報(bào)員の白慧（郭金）に出會(huì)い、誤解や助け合いを経て、雙方は共に手を攜えて戦いに參加するようになる。

矢野さんはこの作品の獨(dú)特な視點(diǎn)に惹かれたといい、「このキャラクターはどの日本軍人とも違う。真の日本の武士像が描かれており、この戦爭(zhēng)を理解し、日本人を理解する上で役立つ」と語(yǔ)る。

太郎と智子の兄弟愛(ài)と対立はドラマの中でも重要なストーリーだ。太郎は戦爭(zhēng)によって洗脳された智子を救おうとするが、幾度も生死の選択を迫られる。矢野さんは、「このドラマは泣くシーンが今まで一番多いドラマ。太郎の心には葛藤がある。斷ち切れない家族への情や民族間の溝などが彼を苦しめている」と語(yǔ)る。矢野さんはドラマの中で、善良で溫和な、強(qiáng)い心を持つ日本の兵士をリアルに演じているが、今まで悪者を演じることが多かったため、「良い人役は難しい」と語(yǔ)っている。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年9月12日