夏季ダボス會議組織委員會によると、9月10～12日に天津市で開催される世界経済フォーラム（WEF）第8回ニュー?チャンピオン年次総會（夏季ダボス會議）に李克強総理が出席し、開會の辭を述べる。これまでに世界90カ國から1600人余りの來賓の出席が確認されている。第一財経日報が伝えた。

　世界経済の深い調(diào)整が行われ、中國経済が新たな常態(tài)に入りつつある中、今年の夏季ダボス會議のテーマは「イノベーションによる価値創(chuàng)造」に決定された。議題も例年より広範で、金融、科學(xué)技術(shù)、エネルギー、消費、醫(yī)療、創(chuàng)造経済などの分科會が行われる。

　WEF中國のオリビエ?シュワブ氏は4日のプレスブリーフィングで「現(xiàn)在世界経済が苦境を脫するには、イノベーションが必要だ。問題の鍵はいかにイノベーションを管理し、価値を創(chuàng)造するかにある?？茖W(xué)技術(shù)の発展は企業(yè)、産業(yè)、経済の構(gòu)造を根本から変えると同時に、新たなチャンスや試練をもたらす。今回の會議は企業(yè)、政府など各界のリーダーにとって、こうした転換を深く認識する機會となり、イノベーションによって社會にプラスの価値を創(chuàng)造する方法を知る助けとなる」と表明した。

　例年と異なり、今回の會議は體験式學(xué)習(xí)と創(chuàng)造的思考をより強調(diào)している。全く新たなミーティングとして、現(xiàn)代世界の重大なチャレンジについて參加者が考えを分かち合う「チャレンジ」、非従來型のアイディアや大膽な実踐についてニューリーダーが紹介する「先読み思考」、破壊的技術(shù)創(chuàng)造を展示する「探索」、技術(shù)者や科學(xué)者がイノベーションに必要なスキルについて話し合う「創(chuàng)造の火花」、ITの趨勢、ビジネスモデル、新興技術(shù)について深く探究する「戦略転換」がある。また、參加者は人々の生活や仕事を変える最新の科學(xué)技術(shù)成果を會場で體験する。

　國家発展改革委員會の李雪東外事副局長は「中國は協(xié)力を通じて世界経済の強固で持続可能かつ均衡ある成長を促し、各國と共に経済政策の調(diào)整を強化し、世界経済の重大な試練に共同で対処することを望んでいる」と表明した。

　天津市の崔津渡常務(wù)副市長は昨日のプレスブリーフィングで、天津市が現(xiàn)在、北京?天津?河北省共同発展計畫を策定していることを明らかにした。

　天津市は金融イノベーションの試行都市でもある。今回の會議の金融関連の議題について、崔氏は各國の金融政策が経済回復(fù)をどう促進するか、中國の金融政策が産業(yè)発展をどう促進するか、自由貿(mào)易區(qū)およびファイナンス?リース業(yè)などの議題が焦點になるとの見方を示した。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月9日