中國気象局が発表した情報によると、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)は今年9月より、気象予報の中で中國の気象衛(wèi)星「風雲(yún)3號B」のマイクロ波濕度計のデータ使用を開始した。これは中國の気象衛(wèi)星の測定精度と観測の安定性が、世界の利用者から認められたことを意味する。風雲(yún)シリーズの衛(wèi)星は將來的に、歐州や米國の気象衛(wèi)星と共に、気象衛(wèi)星データの提供で中心的な役割を擔う可能性がある。光明日報が伝えた。
中國國家衛(wèi)星気象センター研究員の陸其峰氏は、「ECMWFと中國気象局の協(xié)力は、気象衛(wèi)星データの使用率を高め、気象衛(wèi)星の性能を改善するため極めて重要だ。これは中國の気象衛(wèi)星がより多くの分野で力を発揮することを促す」と述べた。ECMWFは以前、風雲(yún)3號Bの記録した資料を長期的にフォロー?評価した。その結果によると、同衛(wèi)星のマイクロ波濕度計のデータには、層流空気流の中層?高層の濕度の分析で大幅な改善が見られた。観測データの質と信頼性は、歐州や米國の計器に並び、ECMWFの大気分析の質を改善することができる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年10月24日
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