![]() |
| 錦織圭 |
今年10月に開催された男子テニス?上海マスターズの試合期間中、ATP(男子プロテニス協(xié)會)のクリス?カーモード會長は、「錦織圭選手の成長と活躍は、中國男子のテニス界の良いお手本だ」とコメントした。実際、錦織選手の躍進(jìn)ぶりから、同じような意見を述べる人は數(shù)年前からいたが、殘念ながら、「中國の錦織」は今のところ現(xiàn)れていない。西安晩報が伝えた。
李娜選手が女子テニス界を征した時、「アジア人はテニスなどできない」という俗説は完全に覆された。そして、錦織選手の躍進(jìn)ぶりは、男子テニス界においても、アジア人選手が世界トップレベルに達(dá)することができることを証明した。日本テニス協(xié)會は1990年代、いくつかの企業(yè)と提攜して「プロジェクト45」を立ち上げた。このプロジェクトは、毎年12歳以下の有望なジュニア選手を選抜し、米國の有名なIMGニック?ボロテリー?テニス?アカデミーに送り込み、トレーニングを受けさせるというものだった。アカデミーの授業(yè)料は、スポンサーとなった大企業(yè)が負(fù)擔(dān)した。
歐米への留學(xué)は、アジア選手が力をつけるための最良の「近道」ではあるが、中國では、資金とスポンサーによる支援が得られず、実現(xiàn)できないまま現(xiàn)在に至っている。また、國內(nèi)の「將來性ある小さな芽」たちも、今の環(huán)境が居心地良いことから、努力を怠り、向上心に欠けている。テニス関連取材に長年攜わってきた騰訊網(wǎng)(テンセント)の白朝嘉氏は、このような狀況について、「國家體育総局テニス管理センターは、海外の先進(jìn)的なやり方を見習(xí)い、大型トレーニング基地を創(chuàng)立するべきだ。同センターが、ハイレベルのコーチ陣を招聘すれば、彼らが有望な若手を発掘し、徹底したトレーニングを行ってくれる。センターは、バックアップ體制をしっかり整えるだけで良い」とコメントした。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月17日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386